内容紹介

介護にまつわる事故・トラブルを防ぐ!
起こったときの対応策も徹底解説!



近年、介護業界では様々な事故やトラブルが起きており、大きな法人であってもかなり痛手を被るような事態も生じています。介護事故は未然の防止が最も大切ですが、起こったときにどう対応するのかも極めて重要です。介護の現場はもともと、利用者・入所者や家族とトラブルになる事故が起こりやすいといえます。そんな中、不適切な対応をしたために小さなトラブルが何倍にも大きくなれば、経営が足下からすくわれてしまいかねません。介護事故・トラブルによる経営リスクを最小化するため、事前の備えが必要な時代に入ってきました。「トラブルにつながりやすい事故」は介護現場でしばしば起こります。ある施設で起きたトラブルは、いつか必ずほかの施設でも起きます。だからこそ、対応指針を整備して、現場の職員が適切に対応できるようにする必要があるのです。ぜひ、法人内の施設・事業所でトラブル事例を共有して、将来起こり得るリスクに備えてほしいと思います。本書の内容を施設の職員間で共有して、ぜひトラブル回避に役立ててください。

<主な内容>
第1章 総論 ~トラブル急増の背景と対応マニュアルの必要性~
第2章 介護事故対応マニュアル作成のポイント ~今すぐ作成を!対応マニュアル作成のポイント~
第3章 介護事故の過失判断 ~起こりがちな介護事故30例に見る過失判断の基準~
第4章 事例から考える介護事故対応 ~38の介護事故事例から学ぶ「どう対応すればよかったか」~
第5章 誤嚥事故対策 ~誤嚥事故の発生防止・事故後対応の要点~
第6章 感染症対策 ~インフル、ノロの蔓延を防ぐ!感染症対策~

 ▼事故例
 ケース1:送迎車から利用者を降ろし忘れ
      →事業所の対応に家族が激怒
 ケース2:入浴介助中にストレッチャーが転倒
      →入所者落下し、施設に損害賠償請求
 ケース3:施設内でインフルエンザ集団感染
      →肺炎を併発した入所者が死亡 ほか

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