内容紹介
Alexaスキル開発者、待望の1冊音声システムの設計手順を体系化
Amazon Echoなどのスマートスピーカーは、技術者が開発する「音声アプリ」によって機能拡張可能。米国ではすでに数万ものアプリが登録され、まだまだ増えると予測されている。日本でも注目度が高い。
音声アプリの開発ガイドラインは公開されているものの、プログラミング情報が主であり、設計情報は少ない。実際、小さなプログラムは簡単に作れるが、本格的な「音声システム」を作ろうとすると、「どのように設計していいのかわからない」と戸惑ってしまう。
新しいジャンルであるだけに設計手法が確立されていなかったが、本書によってそうした状況は変わる。筆者は金融機関の音声システムを開発したことがあり、そのときの経験を基に設計手順として体系化した。「音声システム設計本」としてまとめたのが本書である。
設計編は汎用的な音声システム設計手法として幅広く適用でき、実装編はAlexaを基にしている。本格的な音声システムを作りたい技術者にとって、待望の1冊。
≪目次≫
第1章 スマートスピーカーとVUI
第2章 VUI設計
第3章 Alexaサービス
第4章 Alexaアーキテクチャーパターン
第5章 ユースケースステップ1 パブリック情報の提供
第6章 ユースケースステップ2 ユーザー認証
第7章 ユースケースステップ3 利用情報の永続化
第8章 VUIシステムで使うAWSサービス
第9章 VUIシステム設計