内容紹介
2020年3月31日追記■■■Angular最新版、Angular9(バージョン9)対応アップデート情報を提供開始■■■
Angularの最新バージョン「Angular9」に移行するための手順と本書補足情報をまとめたeBookの提供を、著者の会社のホームページで開始しました。このeBookは、書籍の購入前でも、ご覧いただけます。
[eBookの内容]
1. はじめに
書籍の概要、このeBookの概要、 関連書籍
2. モダンWeb体験アプリ
大量データ検索を瞬時に行う「観光情報検索アプリ」、ブラウザを閉じても動作する「マルチタイマーアプリ」
3. Angular9対応(アプリ)
概要、移行ツール、留意点、バージョンアップ手順
4. Angular9対応(開発環境)
概要、準備作業、インストールするソフトウェアと手順
5. 本書の補足
観光情報検索アプリの実装(全体の構造、 データベース検索の高速化、DBを使ったサーバーとのデータ交換)、自動生成ドキュメント
■このeBookへのアクセス方法
1.インターネット検索で「スタッフネット株式会社」のホームページを検索
2.ホームページのメニューから[著作物]>[eBook]を選択してeBookのページを表示
3. [このeBookを見る]ボタンをクリック
本書は2017年1月発行の「Angular2によるモダンWeb開発」の改訂版です。初版発行からわずか2年の間にAngularはバージョン2からバージョン7まで進化し、国内において大規模な「SPA(Single Page Application)」の開発フレームワークに次々と採用されるようになりました。また、Googleが提唱する「PWA(Progressive Web Application)」にバージョン5から対応し、実装手順が簡潔になりました。PWAは高速レスポンス、オフライン利用などの機能を実現し、インストールが必要なアプリの置き換えの可能性を秘めています。Angularに欠けていた主要機能であるUIライブラリMaterial2もリリースされました。改訂版は、これらの変化へ対応して内容を全面的に書き換えました。 変化の後追いだけでなく、今後を見越したテーマも盛り込んでいます。ブラウザへ分散処理を進めていくと、サーバーに頼らないオフラインの動作、さらに進むとブラウザがサーバーの役割を行い、ほかのユーザーへデータを配信したり、サーバーのデータを更新するようになります。ここまで進化すると、ブラウザにもサーバーと同じようにデータベースが必要になります。本書では、サーバーとフロントエンドのデバイスが相互にデータ同期を行う分散データベースを実装したサンプルアプリを解説します。
目次
第1章 変革がはじまったWeb開発
第2章 Angularアプリ開発の基礎知識
第3章 PWA実装の基礎
第4章 AngularによるPWA開発(1) マルチタイマーアプリの作成
第5章 AngularによるPWA開発(2) 分散DBを活用した観光情報検索アプリの作成