内容紹介

人類の夢「しゃべる機械」の実現で
かつてないパラダイムシフトが起きる!


機械に言葉をしゃべらせることは、人類にとってコンピューターが存在する以前から、長年の夢だった。インターネットの普及とAI(人工知能)の進化で、その夢がいま現実になろうとしている。
「音声」はあらゆるテクノロジーをコントロールする万能のリモコンになると期待され、アマゾン、アップル、グーグル、マイクロソフトといったITの巨人たちが、音声AIのプラットフォーム戦争を繰り広げている。ユーザーにとっては便利になる一方で、「個人情報の漏洩・悪用」「監視」も懸念される。
また、音声AIを活用した不死の「レプリカ」も、空想やSFの話ではなくなった。本書の最終章で、著者ブラホスは、末期がんの父親のAIレプリカを作成した生々しい記録を報告する。心から愛していた故人のAIレプリカは、残された人の慰めになるのだろうか?

序章 先駆者たち

PartI 競争 Competition
第1章 ゲームチェンジャー
第2章 アシスタント
第3章 巨大帝国

PartII 革新 Innovation
第4章 音声
第5章 ルールの破壊者
第6章 パーソナリティー
第7章 話し好き

PartIII 革命 Revolution
第8章 友人
第9章 賢者たち
第10章 監視者
第11章 永遠の命

おわりに 究極のコンピューター