内容紹介
DXを成功に導くデータ基盤設計の極意!企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みが加速する中、多くの企業が「大規模なデータ収集」「高精度の分析能力」「リアルタイムな処理能力」を実現できるデータ基盤の構築を目指しています。
しかしデータ基盤を具体的にどう構築すればよいのか、どう設計すべきか、と言われると悩んでしまう人は少なくありません。よく分からないままデータ基盤を構築してしまえば、貴重なデータをうまく活用できないという事態になりかねません。
本書では、データ活用に向けてデータ基盤の構築や運用に携わるエンジニアのために、データ基盤やデータレイクにフォーカスし、新たな技術を使ってどのようなアーキテクチャーを設計できるのか、その設計パターンを明らかにします。その上で、これからのデータ基盤構築に欠かせないクラウドサービスを活用した基盤構築のノウハウをくわしく解説します。
データをうまく活用するには、管理の仕組みも欠かせません。実際のデータ活用を円滑に進めるためのデータマネジメント組織の役割や機能についても説明します。
データ基盤の構築とデータ活用に携わるすべてのエンジニアに必携の一冊です。ぜひご活用ください。
≪目次≫
第1章 データ基盤の現在
1-1 データ基盤設計の新常識
第2章 データ基盤3パターン
2-1 分散型/統合型データ基盤
2-2 データレイク型データ基盤
第3章 クラウドでつくるデータ基盤
3-1 オブジェクトストレージ(AWS/Azure)
3-2 ストリーミングデータ(AWS / Azure)
3-3 データカタログ(AWS)
3-4 Oracle Cloud Infrastructure
第4章 データ基盤のこれからの課題
4-1 データ基盤の未来
4-2 マルチクラウドとデータ基盤
第5章 データ管理の体制づくり
5-1 データマネジメント組織とその役割・機能
5-2 データマネジメント組織づくりの実践