内容紹介
DXという言葉が世にあふれる。過去になかった新サービス、新ビジネスの創造につながる変革こそがDXだという意見もあれば、ITによる業務の効率化もDXだという意見もある。どの解釈が正しいかではなく、自らが実行できる現実解を見つけるのが重要だ。本書は「15分で読める『これがDXだ』」、市販されているDX関連書籍56冊の徹底ガイドに加え、金融、流通、公共領域でのDX事例を掲載。ほかでは読めない独自コンテンツ満載の1冊。第1章 15分で読める「これがDXだ」
改めてDXについて最低限知っておくべき知識を整理し、独自の定義、主要業種での導入の現状、中核となる技術、日本企業の実態まで解説。DXの現実解を知るヒントを提示する。
第2章「DX本」徹底ガイド
市販されている多くの「DX本」の中から、編集部が厳選した56冊のDX関連書籍のポイントを200字程度で簡潔に紹介。実践支援・人材育成・図解・中小向けなど、目的にあわせ今読むべき1冊がわかる。
第3章 金融DX最新動向
東京海上、正攻法のDX
地銀の反転攻勢
岐路の全銀システム
CAFISの葛藤
「eKYC」急拡大
迷走、給与デジタル払い 賛否拮抗で解禁見えず
第4章 公共DX最新動向
激変する行政システム デジタル庁は調達改革を成せるのか
Interview:牧島 かれん 氏(デジタル庁 デジタル大臣
デジタル庁 その理想と課題
Interview:平井 卓也 氏(初代デジタル大臣)
役所と民間の違い乗り越える デジタル庁の組織改革を推進
Interview:石倉 洋子 氏(デジタル庁 初代デジタル監)
役所・銀行・薬局 マイナカード利用に挑む
デジタル庁の試金石 ワクチン接種DX
政府テレワークの今 拒むのは技術にあらず
発進、科学的介護 ICTが支援、ケアの質を高く
第5章 流通DX最新動向
デジタル直販「D2C」 最新EC誰でも手軽に
クルマも化粧品も「ノールック商売」台頭
物流、再発明
第6章 コラム:DXの正論
2022年に日本のDXの真価を問う「地獄の沙汰」が意味するもの
量子コンピューターとメタバース IT産業と社会を変える技術はこれ
「人財」でなく「人的資本」こそ重要 DX人材はOJTでは育たない
22年遅れた行政手続きネット化 デジタル革命下での不作為の罪
DXは「システムの変革」なのか デジタル庁に潜む将来の禍根
日本のDXを阻む規制を見直す デジタル臨調への期待と不安
システム障害の教訓はどこへ みずほ銀の顧客対応に異議あり
「ネバーストップ」の呪縛 東証とみずほ銀が陥った組織の罠
システム障害における経営責任 みずほ銀は東証と何が違うのか
システムの保守運用体制が瓦解 他人事ではない、みずほの惨事
DXに不可欠な「心理的安全性」 システム障害対応でも必要な訳