内容紹介

保健・医療・福祉の複合体 “地域包括ケア”を実践

人生100年時代を迎え、高齢者が要介護状態になっても住み慣れた地域で暮らし続けるために、住まい、医療、介護、予防、生活支援を一体的に提供する「地域包括ケア」の確立が求められています。

しかし、医療にしても介護にしてもヒト・モノ・カネの資源が掛かるだけに、地域包括ケアのシステムをつくるのは、そう簡単なことではありません。そんななかで、時代に先駆けて地域包括ケアを確立しつつあるのが、本書に登場する志村フロイデグループです。

志村フロイデグループは、本部の志村大宮病院を置く茨城県常陸大宮市のほか、水戸市、ひたちなか市、笠間市の県下4地域で、地域包括ケアを実践する「ケアタウン」の構築を進めています。

各地域のケアタウンでは、医療、介護、生活支援、住まいなどのサービスを整備して、子どもから高齢者まで全ての住民が、障がいの有無を問わずに必要なサポートを受けられる仕組みづくりが進められています。

いずれのケアタウンも、机上の設計図から一朝一夕でできたものではありません。「地域にリハビリテーションを継続できる場がない」「一般高齢者から重度要介護者まで、地域のあらゆるニーズにワンストップで応えられる拠点が欲しい」といった声を住民から聞き、開発が進められてきました。従来の医療、介護の枠を超え、子育てや就労支援、地域住民の交流までを包含する「全世代・全対象型」の地域包括ケアを実現しつつあります。医療に携わる方、介護に携わる方、さらには行政や住民の皆さまに一読していただきたい内容です。

≪目次≫
写真で見る「病院を中心としたまちづくり」

第1章 歴史[1]
志村大宮病院を起点に
「サポートセンター」を軸とした拠点群を整備

第2章 歴史[2]
全世代・全対象型地域包括ケアの拠点
「フロイデケアタウン」から「まちづくり」へ

第3章
トップの鈴木邦彦氏が語る
成長に向けた試行錯誤と決断の背景

Part1 地域リハビリを経て地域包括ケアへと進化した医療事業
Part2 プロボノ組織「フロイデDAN」と取り組むまちづくり

第4章
四大フロイデケアタウン構想

全世代・全対象型の地域拠点「四大フロイデケアタウン」
フロイデケアタウン大宮
フロイデケアタウン水戸
フロイデケアタウンひたちなか
フロイデケアタウン友部

特別対談
日本医師会名誉会長 横倉義武氏
志村フロイデグループ代表 鈴木邦彦氏