文部科学省が主導する「高大接続改革」で、大学入試が大きく変わっています。センター試験が大学入学共通テストに変わったことを筆頭に、それまで知識を問うものであった一般入試は、思考力や表現力を問うものに変わりつつあります。それ以上に大きく変わっているのが、「総合型選抜」と「推薦入試」です。実はいまや、大学生の50%は、一般入試以外の方法で入学しています。筑波大学などをはじめとする国公立大学、医学部などの人気学部も同様です。今、大学受験では、どんな変化が起こっているのか? そしてその改革は「何」を目指したものなのか? 新刊『勉強嫌いな子でも一流難関大学に入れる方法』(竹内健登・著)から抜粋します。(写真:Shutterstock)