1冊10分で読める書籍要約サービス「flier(フライヤー)」では現在3200冊以上の要約を提供、企業向けの「法人版」を通して多くのビジネスパーソンに活用されています。さて、どんな人が、どんな本の要約にアクセスしているのか。2023年6月の「年代別」ランキングを算出しました。「今、読んでおくべき本」を選ぶ際に、ぜひお役立てください。

 書籍要約サービス「flier」の2023年6月「年代別」ランキングです(対象期間:2023年6月1日~30日)。20代、30代、40代、50代、60代で、それぞれトップ10を算出しました。

■20代
順位 書籍名 著者名 出版社名
1 頭のいい人が話す前に考えていること 安達裕哉 ダイヤモンド社
2 これから市場価値が上がる人 北野唯我 ポプラ社
3 なぜか感じがいい人の聞き方 100の習慣 藤本梨恵子 明日香出版社
4 否定しない習慣 林健太郎 フォレスト出版
5 会社員のまま経済的自由を手に入れる ハック大学式 超現実的で超具体的なお金の増やし方 ハック大学ぺそ あさ出版
6 エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術 中野信子 日経BP
グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない ロバート・ウォールディンガー、マーク・シュルツ(著)、児島修(訳) 辰巳出版
8 ゆるい職場 若者の不安の知られざる理由 古屋星斗 中央公論新社
9 仕事の「質」と「スピード」が上がる 仕事の順番 田中耕比古 フォレスト出版
10 一番大切なのに誰も教えてくれない メンタルマネジメント大全 ジュリー・スミス(著)、野中香方子(訳) 河出書房新社
■30代
順位 書籍名 著者名 出版社名
1 頭のいい人が話す前に考えていること 安達裕哉 ダイヤモンド社
2 これから市場価値が上がる人 北野唯我 ポプラ社
3 否定しない習慣 林健太郎 フォレスト出版
4 なぜか感じがいい人の聞き方 100の習慣 藤本梨恵子 明日香出版社
5 エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術 中野信子 日経BP
6 グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない ロバート・ウォールディンガー、マーク・シュルツ(著)、児島修(訳) 辰巳出版
7 ゆるい職場 若者の不安の知られざる理由 古屋星斗 中央公論新社
8 心理的安全性 最強の教科書 ピョートル・フェリクス・グジバチ 東洋経済新報社
9 一番大切なのに誰も教えてくれない メンタルマネジメント大全 ジュリー・スミス(著)、野中香方子(訳) 河出書房新社
10 会社員のまま経済的自由を手に入れる ハック大学式 超現実的で超具体的なお金の増やし方 ハック大学ぺそ あさ出版
■40代
順位 書籍名 著者名 出版社名
1 頭のいい人が話す前に考えていること 安達裕哉 ダイヤモンド社
2 これから市場価値が上がる人 北野唯我 ポプラ社
3 否定しない習慣 林健太郎 フォレスト出版
4 ゆるい職場 若者の不安の知られざる理由 古屋星斗 中央公論新社
5 なぜか感じがいい人の聞き方 100の習慣 藤本梨恵子 明日香出版社
6 エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術 中野信子 日経BP
7 心理的安全性 最強の教科書 ピョートル・フェリクス・グジバチ 東洋経済新報社
8 グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない ロバート・ウォールディンガー、マーク・シュルツ(著)、児島修(訳) 辰巳出版
9 仕事の「質」と「スピード」が上がる 仕事の順番 田中耕比古 フォレスト出版
10 会社員のまま経済的自由を手に入れる ハック大学式 超現実的で超具体的なお金の増やし方 ハック大学ぺそ あさ出版
■50代
順位 書籍名 著者名 出版社名
1 頭のいい人が話す前に考えていること 安達裕哉 ダイヤモンド社
2 否定しない習慣 林健太郎 フォレスト出版
3 なぜか感じがいい人の聞き方 100の習慣 藤本梨恵子 明日香出版社
4 これから市場価値が上がる人 北野唯我 ポプラ社
5 エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術 中野信子 日経BP
6 ゆるい職場 若者の不安の知られざる理由 古屋星斗 中央公論新社
7 グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない ロバート・ウォールディンガー、マーク・シュルツ(著)、児島修(訳) 辰巳出版
8 心理的安全性 最強の教科書 ピョートル・フェリクス・グジバチ 東洋経済新報社
9 独学の地図 荒木博行 東洋経済新報社
10 一番大切なのに誰も教えてくれない メンタルマネジメント大全 ジュリー・スミス(著)、野中香方子(訳) 河出書房新社
■60代
順位 書籍名 著者名 出版社名
1 頭のいい人が話す前に考えていること 安達裕哉 ダイヤモンド社
2 グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない ロバート・ウォールディンガー、マーク・シュルツ(著)、児島修(訳) 辰巳出版
3 なぜか感じがいい人の聞き方 100の習慣 藤本梨恵子 明日香出版社
4 否定しない習慣 林健太郎 フォレスト出版
5 エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術 中野信子 日経BP
6 会社員のまま経済的自由を手に入れる ハック大学式 超現実的で超具体的なお金の増やし方 ハック大学ぺそ あさ出版
7 これから市場価値が上がる人 北野唯我 ポプラ社
8 独学の地図 荒木博行 東洋経済新報社
激変する世界で君だけの未来をつくる4つのルール 尾原和啓 大和書房
10 ゆるい職場 若者の不安の知られざる理由 古屋星斗 中央公論新社

「知性と信頼をもたらす法則&思考法」が全年代トップ

 6月は20代~60代すべての年代でランクインした作品が7作ありました。中でも人気を集めたのが『頭のいい人が話す前に考えていること』(安達裕哉著、ダイヤモンド社)。全世代で1位を占めました。マーケティング会社ティネクトの経営者で、累計1億2000万PV超のビジネスメディア「Books&Apps」の運営者としても知られる著者が、22年にわたるコンサルタントとしての経験から得た知見を凝縮したという本書。重要なファクターである「知性」と「信頼」を同時にもたらす7つの黄金法則と5つの思考法からなり、2023年4月の発売から「2カ月を経ずに20万部突破」と市場でも高い支持を得ています。

 『これから市場価値が上がる人』(北野唯我著、ポプラ社)はベストセラー『転職の思考法』『天才を殺す凡人』の著者が「働くすべての人の強みが見つかる41の思考法」を説く1冊。20代、30代、40代で2位、50代で4位、60代で7位と、若い世代の関心の高さが目を引きます。

「習慣」の強さ健在、「エレガントな毒」も注目

 2023年上半期ランキングでは、タイトルに「習慣」を含む作品が20代で5冊ランクインするなど、そのパワーワードぶりに着目しましたが、「習慣本」の強さは健在。『否定しない習慣』(林健太郎著、フォレスト出版)が50代で2位、30代と40代で3位、20代と60代で4位に。『なぜか感じがいい人の聞き方 100の習慣』(藤本梨恵子著、明日香出版社)が20代と50代と60代で3位、30代で4位、40代で5位と、いずれも全年代で上位に名を連ねています。

 これら「4強」に続いて注目を集めたのが、『エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術』(中野信子著、日経BP)。例えばイヤなことをされて言い返したいが、相手との関係性を壊さないようにと、つい我慢…。そんなストレスの要因と直面したとき、自分の心を殺すのではなく、といって相手を傷つけるのでもない「エレガントな毒」こそ有用だと説き、「大人の教養」と「古都・京都が育んだ人間関係のエッセンス」を一緒に学ぼうといざなうユニークな1冊。30代、50代、60代で5位、20代と40代で6位にランクインしています。

(写真:Shutterstock)
(写真:Shutterstock)
2023年6月 必読の1冊 from flierランキング

『頭のいい人が話す前に考えていること』

安達裕哉(著)
ダイヤモンド社
1650円(税込み)
2023年4月18日刊

<おすすめポイント>

 「テクニック」だけでは、人の心は動かせない。じゃあ、どうすればいい? 結局、センス? 才能? 生まれ持った頭のよさ? いえ。必要なのは、話す前に立ち止まる勇気だ――本書の帯に書かれているキャッチコピーである。このコピーと書名の通り、本書は「頭のいい人が話す前に考えていること」を教えてくれる。

 著者はティネクト株式会社の代表で、累計1億2000万PVを誇るビジネスメディア「Books&Apps」の運営者でもある安達裕哉氏だ。安達氏は、デロイト トーマツ コンサルティング(現アビームコンサルティング)に新卒入社し、大阪支社長、東京支社長を歴任したのちに独立した。これまで、だれもが知る上場企業だけでなく、さまざまな業種の中小企業も含め、実に3000社以上の経営者と対峙してきたという。著者のコンサルタント時代のエピソードが豊富に紹介されているのも、本書の特長のひとつである。

 本書では、7つの黄金法則と5つの思考法が提示される。要約者にとって特に印象的だったのは、黄金法則のうちの一つ、「人はちゃんと考えて“くれて”る人を信頼する」だ。この法則を説明する例として、デートの相手から「この青の服と、白の服、どっちを買ったらいいと思う?」と聞かれたときの“正解”が示されている。さて、あなたなら何と答えるだろう?

 著者は本書の「はじめに」で「何度も読み返したくなる本」ではなく「読み返さなくていい本」を目指したと述べている。巻頭にある「話すたびに頭が良くなるシート」を切り取り、空欄を埋めて持ち歩くだけでOKだというのだ。そんなパフォーマンス抜群の本書、ぜひ手に取ってほしい。
(ライター:庄子結)

リンク>>『頭のいい人が話す前に考えていること』| 本の要約サイト flier

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