「日経の本」の注目書籍の書店イベントやフェアの情報をお届けします。

『企業変革のジレンマ』、早くも2万部突破!

 「社員は優秀なのになぜ組織が無能化しているのか?」 長年働いてきた自分たちの会社のえたいの知れない調子の悪さを目の当たりにして、どのように自社を変えていけばよいか悩んでいる方が多くいます。

 そんな苦しみの中にいる方に状況打開への道筋を示す書籍、『企業変革のジレンマ』が発売後早くも2万部を突破し、売れ行きが好調です。

 本書は、デビュー作『他者と働く』で異例の大反響を呼んだ経営学者が、「構造的無能化」という独自のキーワードを基に、今、多くの企業が直面する複雑な問題のメカニズムを丁寧に解き明かす企業変革論。

 新規事業開発をはじめ、企業変革の取り組みには様々なジレンマが付きまといます。長期的な問題への対処や地道な取り組みの大切さを分かりながらも、日々の成果を求められるなかで、四半期ごとの予算達成や、次々と降りかかる短期的な問題への対処などを優先せざるを得ず、大切な問題は後回しにされがちだからです。

 そんな多くの企業が直面する「必要な変化が生まれない」という問題のメカニズムを国内外の様々な企業事例や、経営学をはじめとする幅広い学術的知見を基に、丁寧に掘り下げていきます。

 「わが社と同じだ!」と大反響の本書。書店で展開中ですので、ぜひ足をお運びください。

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『弱い円の正体 仮面の黒字国・日本』、初動好調につき早くも増刷決定!

 円安はなぜ長引いているのか、どこから外貨が流出しているのか。2022年9月発行の前作、日経プレミアシリーズ『「強い円」はどこへ行ったのか』に続き、2024年7月に発売されたばかりの新刊『弱い円の正体 仮面の黒字国・日本』が発売後、たちまち増刷が決定しました。

 日本は「仮面の黒字国」とも言える状況にあり、統計上の数字だけからは見えてこない「正体」に迫る努力が必要、というのが筆者の問題意識にあります。

 デジタル分野やコンサルティング分野、研究開発分野のように、これまで為替市場との関連がさほど注目されていなかった分野から、外貨が流出する構造が根付き始めました。

 経営収支黒字や対外純資産国というステータスは円の強さを担保する「仮面」のようなもので、実態はキャッシュフローが流出、黒字にもかかわらず外貨のまま戻ってこなくなっている実情があります。

 円相場の現状や展望を検討するうえで、このような構造変化を踏まえる必要性が増しています。本書が読者の方々にとって、日本円ひいては日本経済の現状と展望を考える契機になればと筆者は説き、統計では見えない円を取り巻く真相に迫ります。ぜひ書店店頭でご確認ください。

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「あの会社の課題図書」フェア開催

 ビジネスで必要な知識やスキルを身に付けるために、本を読むことは有効な方法です。日経BOOKプラスでは、「あの会社の課題図書」という連載で、あの有名な企業はどのような本を社内に推薦しているのかを、様々な業界の注目企業の人材育成担当者に取材。主に新人や若手、中堅社員にお薦めの本を聞き、紹介しています。

 このたび、本連載をきっかけに、丸善 丸の内本店、丸善 日本橋店で、日経BOOKプラス連動企画「あの会社の課題図書」フェアをスタート。連載で紹介されている書籍を展開しました。

 記事中では、本を活用しながら研修を通じてリーダーの育成をしたり、本で得た知識を生かし実際の行動につなげたり、経営を続けていくためによりよい職場づくりを目指し、多様性、公平性、包括性を推進するために取り入れたりするなど、すべてにおいて本を読むことは効果的であると多くの企業が認識している現状が分かりました。

 多くの時間を仕事に費やすなか、自身の仕事に大きな影響を与えた本を共有したり、様々な場面でビジネスに役立てたり、個々の人生にも影響をもたらす本の重要性を改めて感じられる機会は貴重です。

 あなたの課題図書は何ですか? あなたにとってのお薦めの一冊となる本を見つけに、ぜひ書店に足をお運びください。

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構成/真田泉(日経BPリテールマーケティング部)