ちょっと心が疲れたな、そんなときに読みたいおすすめの5冊を選んでみました。疲れやモヤモヤとの向き合い方が分かる本、休み下手になった自分をちゃんとリセットできるような習慣づくりができる本、誰にも言えないような心のうちにそっと寄り添ってくれる本…。あなたにぴったりの本を見つけてください。

1. 『人生がラクになる 脳の練習』

著者/加藤 俊徳

 元気な脳を取り戻し、心身共にスッキリ暮らすにはどうすればいいのか。大事になるのが「脳の練習」。「ラクに生きられない人」「悩みが多い人」は、脳の使い方がかたよっている可能性大なのです。この本で人気の脳内科医がやさしく伝授するのは、悩みがすーーーーっと消えていく「脳の使い方」。

    例えば、
  • 視線を上下左右に動かす
  • いつもと反対の手でドアを開ける
  • 5分間だけあえてイライラしてみる
  • パンケーキを上手に焼いてみる
  • 助詞を強調して音読する
  • 朝いちばんに鏡を見る……

 今すぐできて、効果バツグンな行動術がずらりと並ぶ。実践的な一冊です。

試し読みしたい人は… はじめに:『人生がラクになる 脳の練習』

2. 『不安なモンロー、捨てられないウォーホル』

著者/クラウディア・カルブ

 マリリン・モンローは「境界性パーソナリティー障害」、アンディ・ウォーホルは「ためこみ症」、ダイアナ妃は「過食症」で、リンカーンは「うつ病」……だった?

 華やかな功績の裏で、人知れず「生きづらさ」を抱えていた12人の偉才たちを、ナショナルジオグラフィックの人気ジャーナリストが現代医学のレンズを通して追った1冊。

 アンディ・ウォーホルはなぜ、何百個という箱の中に古いポストカードから医療費の明細書、ピザの切れはしまで、あらゆるものを詰め込んでいたのだろう? マリリン・モンローはなぜ、大量の睡眠薬を飲んだのだろう? チャールズ・ダーウィンは生涯にわたって心身の不調に悩まされ、ハワード・ヒューズはドアノブにティッシュを何枚も巻かないとドアを開けられなかった、とか。

 相対性理論を唱え、時間と空間の概念を変えたアルベルト・アインシュタイン、奴隷解放宣言を発布し、奴隷となっていた人々を解放したエイブラハム・リンカーン。彼らはみな、科学、ビジネス、政治、芸術などの分野で偉業を成し遂げた一方で、現代医学がいうところの「自閉症」、「うつ病」、「不安障害」、「依存症」、「強迫性障害」といった心の病を抱え、その症状から来る特異な行動を見せていたそうです。

 歴史を変えた12人の偉才たちの心の問題にスポットライトを当ててみると、わたしたちと同じ「人間」であることが分かると同時に、謎と苦悩に満ちた人間の心の中を探究していくことができます。

3. 『心がラクになる1日1分の新習慣』

著者/日経WOMAN 編

 ここ数年、思いがけず到来したストレスフルな環境に振り回され、心が不安定になりがちな日々を過ごしてきた人もいるかもしれません。一方で、がんばり過ぎてしまい、自分に合った休み方が分からなくなっている人もいるのでは?

 この本(ムック)では、休み方の実例やノウハウ、ストレスに打ち勝つための簡単メソッド、「ひとり時間」の過ごし方、話し方のコツ、「ズボラごはん」レシピまで、さまざまな「戦略的ダラダラ」術を収録。気になるところから少しずつ取り入れれば、心がふわっとラクになっていくはずです。

 今日からすぐ始められる、やめてもいいことリストを一緒につくってみませんか。休み上手で、疲れもモヤモヤも引きずらない習慣を手に入れましょう。

4. 『心が揺れがちな時代に「私は私」で生きるには』

著者/高尾 美穂

 人気絶大の産婦人科医・高尾美穂さんが、女性たちの気持ちに寄り添って言葉を届ける、人気の本。

 「人と比べてしまう自分」「イライラしてしまう自分」「心が狭い自分」のことを嫌だと思ったら…。私らしい私をつくるために必要なこと、つらい・不安な気持ちとの付き合い方など、癒される、やわらかい言葉でエールをくれる1冊です。いじめ、友人の死、結婚…知られざる半生を綴ったエッセイも収録。

  • 職場でマウントを取ってくる人への対応
  • 「私はHSPかも」と思うあなたへ
  • 妊活中のメンタルの保ち方
  • 男性経験がないのは恥ずかしいこと?
  • 結婚ってしなきゃいけない?
  • 子どもを持つ人生も、持たない人生も
  • 冷え切った夫婦関係とどう向き合うか
  • オーラがないと思っておられる方へ
  • 私たちの人生、仕事がすべてではない
  • 大切な人の死から私たちが学べること

 友人にも話せないような心の内を抱えている人にこそ、読んでほしい。あなたの心とからだのお守り本です。

5. 『Night on Earth 世界でいちばん美しい夜』

 目の前のモヤモヤと向き合うのもいいけれど、電気を消したら見えてくる景色を、ゆっくり、じっくり、楽しんでみませんか。

 これは、風景の美を愛するネイチャー写真の巨匠、アート・ウルフの未発表作品集。

 毎夜、世界各地で目に見えない賑わいが繰り広げられています。そんな、普段は闇に包まれている美しい光景の待つ不思議な旅に、世界的に著名な写真家アート・ウルフが連れて行ってくれる1冊。動物、人間、自然が織りなす夜の世界を、美しい構図で記録されています。

 モロッコの夜市の喧騒、バリのファイヤーダンサー、オーストラリアのアウトバックに見られる崇高な星の軌跡。南極の氷の上に沈む夕陽、東京の夜のストリートレーサー、ブラジルのカウボーイとの夜明けのコーヒーなど、私たちの多くが眠っている間に命を吹き込まれた世界を垣間見ることができます。