日本では「中国衰退論」がメディアをにぎわせている。本当だろうか。データが示す実態と、ちまたで語られるストーリーの間には少なからぬ落差があるように思われる。見誤る原因は、視点=レンズの歪(ゆが)み。大切なのは「何が起こったか」を見るだけでなく、「起きている事象をどう切り取って読むのか」。本連載では新刊『チャイナ・アセアン なぜ日本は「大中華経済圏」を見誤るのか?』から一部を抜粋、「レンズの焦点の合わせ方」について考える。(写真:beugdesign/stock.adobe.com)