1冊10分で読める書籍要約サービス「flier(フライヤー)」では現在4300冊以上の要約を提供、企業向けの「flier business」を通して多くのビジネスパーソンに活用されています。さて、どんな人が、どんな本の要約にアクセスしているのか。2026年3月の「年代別」ランキングを算出しました。「今、読んでおくべき本」を選ぶ際に、ぜひお役立てください。

 書籍要約サービス「flier」の2026年3月の「年代別」ランキングです(対象期間:2026年2月25日~3月24日)。20代、30代、40代、50代、60代で、それぞれトップ10を算出しました。

■2026年3月「年代別」ランキング

■20代
順位 書籍名 著者名 出版社名
1 ハーバード、スタンフォード、科学的に証明された時間をムダにしない人の習慣 堀田秀吾 アスコム
2 あっという間にお金はなくなるから 「足りない病」の原因と治し方 佐藤舞(サトマイ) KADOKAWA
3 体力がない人の仕事の戦略 和田秀樹 クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
4 人生が劇的に変わる 「1分」の使い方 上岡正明 朝日新聞出版
5 スタンフォード式 最高の休み方 鈴木亜佐子 すばる舎
6 頭の中のひとりごとを消す方法 鈴木裕介 池田書店
7 人生にコンセプトを 澤田智洋 筑摩書房
8 脱!仕事ごっこ 職場に居座る「悪気のないムダ」の手放し方 沢渡あまね 三笠書房
9 最速で仕事の進め方が激変する Google NotebookLM 徹底活用術 ヨス、松山将三郎、染谷昌利 日本実業出版社
10 言語化するための小説思考 小川哲 講談社
■30代
順位 書籍名 著者名 出版社名
1 ハーバード、スタンフォード、科学的に証明された時間をムダにしない人の習慣 堀田秀吾 アスコム
2 あっという間にお金はなくなるから 「足りない病」の原因と治し方 佐藤舞(サトマイ) KADOKAWA
3 最速で仕事の進め方が激変する Google NotebookLM 徹底活用術 ヨス、松山将三郎、染谷昌利 日本実業出版社
4 体力がない人の仕事の戦略 和田秀樹 クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
5 人生が劇的に変わる 「1分」の使い方 上岡正明 朝日新聞出版
6 スタンフォード式 最高の休み方 鈴木亜佐子 すばる舎
7 疲れない心をつくる休息の作法 枡野俊明 三笠書房
8 自由にあきらめずに生きる 外資系金融ママがわが子へ伝えたい 人生とお金の本質 河村真木子 ディスカヴァー・トゥエンティワン
9 脱!仕事ごっこ 職場に居座る「悪気のないムダ」の手放し方 沢渡あまね 三笠書房
10 職場の対話はなぜすれ違うのか 小林祐児 光文社
■40代
順位 書籍名 著者名 出版社名
1 人生が劇的に変わる 「1分」の使い方 上岡正明 朝日新聞出版
2 ハーバード、スタンフォード、科学的に証明された時間をムダにしない人の習慣 堀田秀吾 アスコム
3 最速で仕事の進め方が激変する Google NotebookLM 徹底活用術 ヨス、松山将三郎、染谷昌利 日本実業出版社
4 あっという間にお金はなくなるから 「足りない病」の原因と治し方 佐藤舞(サトマイ) KADOKAWA
5 疲れない心をつくる休息の作法 枡野俊明 三笠書房
6 残された時間の使い方 佐藤優 クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
7 スタンフォード式 最高の休み方 鈴木亜佐子 すばる舎
8 職場の対話はなぜすれ違うのか 小林祐児 光文社
9 体力がない人の仕事の戦略 和田秀樹 クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
10 なぜあなたはマネジメントを間違えるのか? 会社の常識を打ち破るチェンジリーダーの教科書 岸良裕司 KADOKAWA
■50代
順位 書籍名 著者名 出版社名
1 ハーバード、スタンフォード、科学的に証明された時間をムダにしない人の習慣 堀田秀吾 アスコム
2 あっという間にお金はなくなるから 「足りない病」の原因と治し方 佐藤舞(サトマイ) KADOKAWA
3 人生が劇的に変わる 「1分」の使い方 上岡正明 朝日新聞出版
4 最速で仕事の進め方が激変する Google NotebookLM 徹底活用術 ヨス、松山将三郎、染谷昌利 日本実業出版社
5 疲れない心をつくる休息の作法 枡野俊明 三笠書房
6 スタンフォード式 最高の休み方 鈴木亜佐子 すばる舎
7 職場の対話はなぜすれ違うのか 小林祐児 光文社
8 残された時間の使い方 佐藤優 クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
9 自由にあきらめずに生きる 外資系金融ママがわが子へ伝えたい 人生とお金の本質 河村真木子 ディスカヴァー・トゥエンティワン
10 なぜあなたはマネジメントを間違えるのか? 会社の常識を打ち破るチェンジリーダーの教科書 岸良裕司 KADOKAWA
■60代
順位 書籍名 著者名 出版社名
1 最速で仕事の進め方が激変する Google NotebookLM 徹底活用術 ヨス、松山将三郎、染谷昌利 日本実業出版社
2 ハーバード、スタンフォード、科学的に証明された時間をムダにしない人の習慣 堀田秀吾 アスコム
3 人生が劇的に変わる 「1分」の使い方 上岡正明 朝日新聞出版
4 あっという間にお金はなくなるから 「足りない病」の原因と治し方 佐藤舞(サトマイ) KADOKAWA
5 疲れない心をつくる休息の作法 枡野俊明 三笠書房
残された時間の使い方 佐藤優 クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
7 スタンフォード式 最高の休み方 鈴木亜佐子 すばる舎
8 直感を裏切る数学 「思い込み」にだまされない数学的思考法 神永正博 講談社
自由にあきらめずに生きる 外資系金融ママがわが子へ伝えたい 人生とお金の本質 河村真木子 ディスカヴァー・トゥエンティワン
10 トップアスリートも実践する すごい脱力の仕組み 中野ジェームズ修一 山と渓谷社

限りある時間を分単位で生かし、人生を変える

 2026年3月の「年代別」ランキングにて全年代でランクインしたのは5作。1月は3作、2月は2作と、年代ごとの違いが目立っていたのに比べると、消齢化の傾向が見て取れます。

 そんな中、20代、30代、50代で1位、40代と60代でも2位と、全年代で高い支持を得たのが『ハーバード、スタンフォード、科学的に証明された時間をムダにしない人の習慣』(堀田秀吾著、アスコム)。言語学、心理学、行動経済学、脳科学などのさまざまな学術分野の知見を融合した多角的な研究を展開し、著書『ハーバード、スタンフォード、オックスフォード… 科学的に証明された すごい習慣大百科 人生が変わるテクニック112個集めました』(SBクリエイティブ)がベストセラーとなっている著者が、「時間のムダと先延ばしグセ」を減らすために「朝の通勤時間に1分、昼休みに3分、寝る前の5分といったスキマ時間でできる簡単な習慣」を紹介します。

 40代で1位、50代と60代で3位、20代で4位、30代で5位と、こちらも全年代で広く関心を集めたのが『人生が劇的に変わる 「1分」の使い方』(上岡正明著、朝日新聞出版)。200社以上の企業ブランド構築を手掛ける実業家にしてメディアクリエイターとしても活躍する著者が、4つのモードで使い分けた「最高の1分」の積み重ねで「毎日の質」を上げる方法を解説します。

 分単位のごく短い時間の捉え方、使い方を意識的に変えることで、限りある時間を有効に生かせるなら、ぜひ実践してみたい――。日々仕事や家事などに追われ、自分の時間が取れないと悩む多くの人たちの切実な思いが浮かび上がります。折しも3月は年度末の繁忙や人事異動などの節目がまとめて押し寄せる時期、「忙しさに流されるばかりの生き方を何とか変えたい」という気持ちがことさらに高まった人も多いのでは。20代、30代、50代で2位、40代と60代で4位となった『あっという間にお金はなくなるから 「足りない病」の原因と治し方』(佐藤舞(サトマイ)著、KADOKAWA)への関心の高さにも「人生の見直しにはお金の問題も大切」といった意識が反映されているのかもしれません。

限りある体力も気力も、しっかりコントロールを

 「休み方」「休息」をテーマにした作品も人気でした。シリコンバレー在住20年の著者が、世界のハイパフォーマーが実践する「働く×休む」の最適バランスをアドバイスする『スタンフォード式 最高の休み方』(鈴木亜佐子著、すばる舎)が、全年代で5位から7位にランクイン。禅僧であり、世界的な庭園デザイナーとしても活躍する著者が、人生に“余白”をつくるヒントを説く『疲れない心をつくる休息の作法』(枡野俊明著、三笠書房)も、20代以外で5位から7位に入りました。

 「体力不足のせいで仕事のパフォーマンスが落ちている人」に向けて、限りある自分のエネルギーを賢く配分する35の方法を紹介する『体力がない人の仕事の戦略』(和田秀樹著、クロスメディア・パブリッシング(インプレス))は、体力が落ちやすくなるであろう高齢層のニーズが高いかと思いきや、50代以上ではランク外で、40代で9位、30代で4位、20代で2位と、若い世代ほど上位に。経験的にも立場的にも年齢相応の働き方を自分でコントロールしやすい高齢層に対し、「若いんだから体力があるだろう」「もっと頑張れるだろう」とプレッシャーを受けやすい若手層のほうが、より切実に「エネルギーの賢い配分方法」を知りたいと考えているということでしょうか。心療内科医である著者が、頭の中でいつまでも消えない後悔、イライラ、不安からうまく離れる方法を説く『頭の中のひとりごとを消す方法』(鈴木裕介著、池田書店)は20代のみのランクインで6位に。心身ともにセルフコントロールに苦心する若手層の多さがうかがえます。

 ご自身の年代のランキングはいかがだったでしょうか。今のあなたに必要な一冊を見つけるために、お役に立てば幸いです。桜の季節が過ぎると、梅雨、そしてまたあの暑さが…。くれぐれも体調に気をつけて過ごしてまいりましょう。

(写真:janvier/stock.adobe.com)
(写真:janvier/stock.adobe.com)
2026年3月 必読の1冊 from flierランキング

『ハーバード、スタンフォード、科学的に証明された時間をムダにしない人の習慣』
堀田秀吾(著)/アスコム/2025年12月29日刊

<おすすめポイント>

 一日があっという間に終わり、何をしていたのか思い出せない。「忙しい」「時間がない」と口にしながらも、なぜかスマホを眺めてばかり……。そんな人が本書を読めば、毎日、幸せな充実感とともに眠りにつけるようになるはずだ。

 著者の堀田秀吾氏は、法言語学と心理言語学を専門に研究してきた明治大学教授である。科学的知見を軸に、ビジネスパーソンが抱えがちな悩みを、今日から実践できる具体的な習慣で解決してくれる著書が多く、幅広い支持を集めている。

 本書のテーマは「時間の使い方」である。「一日があっという間に終わっていく」「重要なタスクを先延ばしにしてしまい、自己嫌悪に陥る」「勉強や仕事に集中できない」といった悩みに対し、世界各国の研究結果をもとに、解決策を提案する。

 中でも印象に残ったのは、年齢を重ねるほど幸福な感情を長く感じやすいという研究結果だ。つまり、「一日が短い」と感じるのが嫌なら、幸福で心地いい時間を意識的に増やせばよいということになる。

 忙しく過ごしているわりに成果が出ない人、集中力に自信がない人に、本書をすすめたい。堀田氏の他の著書と同様、意志や気合いに頼らず、仕組みと科学で悩みを解決しようとする本書の姿勢は、多くの人の毎日を変える。時間の質が変われば、人生の満足度そのものも大きく底上げされるはずだ。
(ライター・庄子結)

リンク>>『ハーバード、スタンフォード、科学的に証明された時間をムダにしない人の習慣』| 本の要約サイト flier

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