1冊10分で読める書籍要約サービス「flier(フライヤー)」では現在3900冊以上の要約を提供、企業向けの「flier business」を通して多くのビジネスパーソンに活用されています。さて、どんな人が、どんな本の要約にアクセスしているのか。2025年3月の「年代別」ランキングを算出しました。「今、読んでおくべき本」を選ぶ際に、ぜひお役立てください。

 書籍要約サービス「flier」の2025年3月の「年代別」ランキングです(対象期間:2025年2月25日~3月24日)。20代、30代、40代、50代、60代で、それぞれトップ10を算出しました。

■2025年3月「年代別」ランキング

■20代
順位 書籍名 著者名 出版社名
1 「人生の質」を上げる習慣 ライフハック100 内藤誼人 総合法令出版
2 無駄をスッキリさせて、人生の質を高める 時間デトックス 吉武麻子 日本実業出版社
3 なぜか好かれる「人前での話し方」 岡本純子 東洋経済新報社
4 うまく「聞ける人」と「聞けていない人」の習慣 山本衣奈子 明日香出版社
5 世界の一流は「休日」に何をしているのか 越川慎司 クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
6 スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長が教える 脳が一生忘れないインプット術 星友啓 あさ出版
7 東大式 記憶力超大全 青木健 総合法令出版
8 スタンフォード大学西野教授が教える 間違いだらけの睡眠常識 西野精治 PHP研究所
9 頭のいい人が話す前に考えていること 安達裕哉 ダイヤモンド社
いつもごきげんで感情の整理がうまい人 鹿島しのぶ 大和書房
■30代
順位 書籍名 著者名 出版社名
1 無駄をスッキリさせて、人生の質を高める 時間デトックス 吉武麻子 日本実業出版社
2 なぜか好かれる「人前での話し方」 岡本純子 東洋経済新報社
3 「人生の質」を上げる習慣 ライフハック100 内藤誼人 総合法令出版
4 成果を上げるプレイングマネジャーは「これ」をやらない 中尾隆一郎 フォレスト出版
5 それ、パワハラですよ? 梅澤康二(著)、若林杏樹(マンガ) ダイヤモンド社
6 スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長が教える 脳が一生忘れないインプット術 星友啓 あさ出版
7 うまく「聞ける人」と「聞けていない人」の習慣 山本衣奈子 明日香出版社
8 スタンフォード大学西野教授が教える 間違いだらけの睡眠常識 西野精治 PHP研究所
センスのよい考えには、「型」がある 佐藤真木、阿佐見綾香 サンマーク出版
10 苦手な人と上手につきあう技術 伊庭正康 ワン・パブリッシング
■40代
順位 書籍名 著者名 出版社名
1 成果を上げるプレイングマネジャーは「これ」をやらない 中尾隆一郎 フォレスト出版
2 スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長が教える 脳が一生忘れないインプット術 星友啓 あさ出版
3 それ、パワハラですよ? 梅澤康二(著)、若林杏樹(マンガ) ダイヤモンド社
4 「人生の質」を上げる習慣 ライフハック100 内藤誼人 総合法令出版
5 なぜか好かれる「人前での話し方」 岡本純子 東洋経済新報社
6 無駄をスッキリさせて、人生の質を高める 時間デトックス 吉武麻子 日本実業出版社
7 [新書版]生きる意味 アルフレッド・アドラー(著)、長谷川早苗(訳) 興陽館
8 東大式 記憶力超大全 青木健 総合法令出版
9 スタンフォード大学西野教授が教える 間違いだらけの睡眠常識 西野精治 PHP研究所
10 うまく「聞ける人」と「聞けていない人」の習慣 山本衣奈子 明日香出版社
■50代
順位 書籍名 著者名 出版社名
1 スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長が教える 脳が一生忘れないインプット術 星友啓 あさ出版
2 無駄をスッキリさせて、人生の質を高める 時間デトックス 吉武麻子 日本実業出版社
3 それ、パワハラですよ? 梅澤康二(著)、若林杏樹(マンガ) ダイヤモンド社
4 [新書版]生きる意味 アルフレッド・アドラー(著)、長谷川早苗(訳) 興陽館
5 うまく「聞ける人」と「聞けていない人」の習慣 山本衣奈子 明日香出版社
6 成果を上げるプレイングマネジャーは「これ」をやらない 中尾隆一郎 フォレスト出版
7 スタンフォード大学西野教授が教える 間違いだらけの睡眠常識 西野精治 PHP研究所
8 なぜか好かれる「人前での話し方」 岡本純子 東洋経済新報社
9 「人生の質」を上げる習慣 ライフハック100 内藤誼人 総合法令出版
10 さりげなく・嫌われずに「言い返す」力がつく本 もやもや解消&ストレス激減! 内藤誼人 三笠書房
■60代
順位 書籍名 著者名 出版社名
1 スタンフォード大学西野教授が教える 間違いだらけの睡眠常識 西野精治 PHP研究所
2 スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長が教える 脳が一生忘れないインプット術 星友啓 あさ出版
3 無駄をスッキリさせて、人生の質を高める 時間デトックス 吉武麻子 日本実業出版社
4 東大式 記憶力超大全 青木健 総合法令出版
5 [新書版]生きる意味 アルフレッド・アドラー(著)、長谷川早苗(訳) 興陽館
6 いつもごきげんで感情の整理がうまい人 鹿島しのぶ 大和書房
7 うまく「聞ける人」と「聞けていない人」の習慣 山本衣奈子 明日香出版社
「人生の質」を上げる習慣 ライフハック100 内藤誼人 総合法令出版
9 それ、パワハラですよ? 梅澤康二(著)、若林杏樹(マンガ) ダイヤモンド社
10 なぜか好かれる「人前での話し方」 岡本純子 東洋経済新報社

プレーヤーもマネジャーもやれ、パワハラはするな

 2025年3月の「年代別」ランキングは、20代から60代すべての年代で1位の作品が異なる混戦模様でした。

 40代で1位となったのは『成果を上げるプレイングマネジャーは「これ」をやらない』(中尾隆一郎著、フォレスト出版)。30代でも4位、50代でも6位に入る一方、20代と60代ではランク外。「プレーヤーとしても結果を出しつつ、チームの成果も最大限に」という大きなプレッシャーの中、日々奮闘するターゲット層の関心をズバリつかんだ格好です。本書はこう語りかけます。「プレイングマネジャーって、ほとんど『無理ゲー』じゃないですか?」。そして「やめる」「絞る」「見直す」べきことを示します。「そもそもやるべきことが多すぎる…時間が足りない…」と悩む人たちが、首がもげるくらいうなずきながら読んでいる姿が目に浮かびます。

 40代の3位は『それ、パワハラですよ?』(梅澤康二著、若林杏樹=マンガ、ダイヤモンド社)。「労務に強い弁護士が教える令和時代のパワハラ予防・対策の決定版」をうたう本書では、85の事例で「指導」と「パワハラ」との違いを示します。50代でも3位、30代でも5位、60代でも9位にランクインしており、重ねてマネジャー層の皆さんのご苦労がしのばれる結果となりました。

無駄なく「人生の質」を上げたい20代

 20代の1位は『「人生の質」を上げる習慣 ライフハック100』(内藤誼人著、総合法令出版)、2位は『無駄をスッキリさせて、人生の質を高める 時間デトックス』(吉武麻子著、日本実業出版社)。「無駄なく人生の質を上げたい!」という20代のニーズがくっきり浮かび上がりました。

 両作ともに全年代でランクインしており、『時間デトックス』は30代で1位、50代で2位、60代で3位と年代を問わず高い関心を集めました。他方、『ライフハック100』は30代で3位、40代で4位、50代で9位、60代で7位と、総じて若い年代で高い支持を得ています。同じ傾向は、30代で2位、20代で3位、40代で5位、50代で8位、60代で10位となった『なぜか好かれる「人前での話し方」』(岡本純子著、東洋経済新報社)でも見て取れます。

 『スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長が教える 脳が一生忘れないインプット術』(星友啓著、あさ出版)は50代で1位、60代と40代で2位、30代と20代では6位と、こちらは総じて高年齢層の関心が高くなっています。『[新書版]生きる意味』(アルフレッド・アドラー著、長谷川早苗訳、興陽館)も40代以上でランクイン。今月も年代別ならではの傾向が各所に表れたランキングとなりました。もうひとつのトピックとしては全年代でランクインした6作のうち2作が「スタンフォード大学」を冠する作品だったこと(前出『インプット術』と『スタンフォード大学西野教授が教える 間違いだらけの睡眠常識』)。こちらは年代問わずの信頼感ですね。

(写真:Peak River/stock.adobe.com)
(写真:Peak River/stock.adobe.com)
2025年3月 必読の1冊 from flierランキング

『成果を上げるプレイングマネジャーは「これ」をやらない』
中尾隆一郎(著)/フォレスト出版/2025年1月5日刊

<おすすめポイント>

 常に高いパフォーマンスを出せるチームをつくり、安定的に成果を上げたい――。これは多くのプレイングマネジャーに共通する願いだろう。だが、この目的に向かってがむしゃらに奮闘した結果、あまりの忙しさにストレスを溜めてしまっていないだろうか。

 本書の著者、中尾隆一郎氏はリクルート出身の経営者だ。同社では子会社の代表や執行役員を歴任し、スーモカウンター推進室室長時代には、6年間で売上を30倍、店舗数12倍、従業員数を5倍にした実績を持つ。現在は株式会社中尾マネジメント研究所の代表取締役社長として、経営者塾の運営や業績向上コンサルティングをはじめ、幅広い分野で活躍している。

 中尾氏は「『プレイングマネジャー』を無理ゲーから助けたい」という想いで本書を執筆したという。プレイングマネジャーは、プレイング業務の増加、タイムマネジメントの厳格化、新業務増加への対応、上司の無理なあるいは曖昧な要望、メンバーへの対応の高度化、本人のマネジメント力の不足という「6つの圧力」に苦しみ、無理ゲー状態に陥っている。この状態から抜け出すためには、常識を疑い、当たり前にやっていることを「やめる」「絞る」「見直す」作業によって、時間を生み出さなければならない。これが本書の主張である。

 本書では、やめる・絞る・見直すノウハウが非常に具体的に提案されている。これ一冊読めば、効率よく成果を上げるためのヒントが得られ、無理ゲー状態から脱出できるだろう。
(ライター:庄子結)

リンク>>『成果を上げるプレイングマネジャーは「これ」をやらない』| 本の要約サイト flier

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