2026年9月に売れた本は何でしょうか? 小社で刊行している「日経の本」(日経BP/日本経済新聞出版)の月間売上ランキングを紹介します。今回も、第1位に輝いたのは『イン・ザ・メガチャーチ』(朝井リョウ著)。これで13カ月連続、その座を守りました。そのほか、人気サバイバルホラーゲームを多角的に掘り下げるムックがランクインしています。

(注)2026年9月の全国主要書店のPOSデータを集計。部数は2026年10月20日現在。

第3位『 さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 最新版 』

 9月の第3位には、前回と同じく『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 最新版 ストレングス・ファインダー2.0』(ジム・クリフトン、ギャラップ著/古屋博子訳)がランクイン。読者の皆さんから多くの支持を得てランキングトップ3の常連となっている本書は、シリーズ累計160万部を突破しています。

 皆さんは毎日、自分の強みを生かせるチャンスはありますか。おそらく、そのような機会はそれほど多くないのではないでしょうか。つまり、才能は未開発のままで、私たちは強みを伸ばすよりも欠点を直すために多くの時間を割いているのです。才能や強みを見いだすには、まず、それらについて「言語化」する必要があります。本書に付属するアクセスコードを使ってウェブテストを受け、その結果として提供されるレポートと併せて本書を読めば、強みを生かすための戦略やヒントを得られるはずです。

 本書は企業や団体の研修でもよく利用されており、「日経BOOKプラス」では活用事例を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

「クリフトンストレングス」を活用している企業のインタビューやサービスについて

第2位『 日経エンタテインメント! BIOHAZARD 30th Special 』

 第2位には、『日経エンタテインメント! BIOHAZARD 30th Special』(日経エンタテインメント!編)がランクインしました。サバイバルホラーゲーム『バイオハザード』シリーズは2026年、記念すべき30周年を迎えました。全世界での総販売本数は2億本を突破。本書では、そんな『バイオハザード』の30年の歩みを多角的に掘り下げています。

 時代のトレンドや流行語と共に振り返る「シリーズ年表」、ゲームの歴史を彩ったキャラクターたちの関係性を読み解く「相関図&ストーリー年表」、またシリーズを象徴するクリーチャーたちを体系的に整理した「クリーチャーの系譜」など、多彩な企画を収録しています。さらに、最新作『バイオハザード レクイエム』でゲーム声優に初挑戦した女優・貫地谷しほり氏のインタビューや、開発スタッフによる制作秘話など、充実の内容です。

 ファンの方はもちろん、これからシリーズに触れる読者にもお薦めの一冊となっています。

第1位『 イン・ザ・メガチャーチ 』

 9月の第1位は、『イン・ザ・メガチャーチ』(朝井リョウ著)でした。2026年の「本屋大賞」受賞でさらに勢いを増す本書は、これで13カ月連続、ランキング首位を守ったことになります。

 朝井さんの著作では、『 正欲 』(新潮文庫)が2022年に、『 生殖記 』(小学館)が2025年に本屋大賞にノミネートされ、そして2026年、『イン・ザ・メガチャーチ』が満を持して大賞受賞。朝井さんの中では、実はこの3作品には共通のテーマがあるとのこと。「それを一言で言うと『生きる推進力』。生と死が隣同士に並んでいたとしたら生のほうを選び取る理由、きっかけを探りたかったのです」とインタビューで語っています。共同体の構造や現象の中で、人が「生」を選び取る推進力となるものは何か。本書の中から読み解いてみてください。

 また朝井さんは、作家の柚木麻子さん、タレントのでか美ちゃんさんと共に「柚木麻子with Journal2」というユニット名でライブ活動も行っています。その活動を始めたいきさつや、3人のお薦めの本などについて、「日経BOOKプラス」でインタビュー記事を公開しています。

 そのほか、『イン・ザ・メガチャーチ』の関連記事も多数公開していますので、本作と併せてお楽しみください。

『イン・ザ・メガチャーチ』特設ページ

「日経の本」2026年9月 月間売上ランキングTOP20

順位 書名 著者
1 イン・ザ・メガチャーチ 朝井 リョウ
2 日経エンタテインメント! BIOHAZARD 30th Special 日経エンタテインメント!編
3 さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 最新版 ジム・クリフトン/ギャラップ
4 知的生産のセンス 楠木 建/山口 周
5 日経業界地図 2027年版 日本経済新聞社 編
6 Microsoft 365 Copilot活用大全 アクセンチュア Copilot利活用推進チーム
7 子どもとの関係が変わる 自分の親に読んでほしかった本 フィリッパ・ペリー
8 ロンドン紳士と脳科学に学ぶ 品格のあるマウントのとり方 中野 信子
9 「日経平均10万円」時代に備えろ(日経ビジネス人文庫) 藤野 英人
10 AI即戦力仕事術 日経トレンディ 編
11 株主優待ハンドブック 2026-2027年版(日経ムック) 日本経済新聞出版 編
12 なぜ「賢い人」が集まってしょうもない意思決定がなされるのか 太田 肇
13 グーグルの最強AI Gemini活用術(日経文庫ビジュアル) 鈴木 眞里子
14 Claude活用大全 AIと共に学び働き遊ぶ実践ガイド アクセンチュア Anthropicビジネスグループ
15 心と体がラクになる本 日経ウーマン 編
16 「伝説のバンカー」と呼ばれた男 大櫃 直人
17 世界を解き明かす 地政学 田中 孝幸
18 談話室米澤 米澤 穂信
19 存在起点のマーケティング 神田 昌典
20 敗者のゲーム[原著第8版] チャールズ・エリス