内容紹介

日本企業がダメになった大きな理由……。それは、海外では通用しない「会計基準」経営のため、会社の「実力」を測ることができず、経済環境の激変や国際競争に対応できなかったことにある。そこでクローズアップされるのが「国際会計基準」。世界企業と同じ「ものさし」で自らを計り、経営を律する。コーポレートガバナンス(企業統治)を念頭に置き、日本企業が再生を図るには国際会計基準への対応が欠かせない。
なぜ、会計基準国際化の波に乗り遅れたのか、信用回復にどう対応すべきか。エンロン、ワールドコム事件、欧州事例を盛り込みつつ、会計問題の記者としての第一人者が明快にレポートする!

 ●関連書『国際会計基準』もおすすめです。