内容紹介

言葉は心の血液だ。感性を言葉にして自分の思考と人生を取り戻そう。
最適化された言葉があふれるAI時代に必読の生きるための言語化論。




人生の満足は、その時々に感じたことを、
感じたままに実現できるかどうかにかかっている。

ランチタイムに、お腹すいたな、と感じて、今日は辛いものが食べたいな、と感じて、大好きな麻婆豆腐を食べに行く。そんなとき、束の間のささやかな幸せを感じる。けれど、時間がないからと妥協して手元にあった菓子パンなどを食べてやり過ごすと、なんとなく心にしっくりこないものが残り、その午後は、頭の中にたびたび麻婆豆腐が登場する。結局、麻婆豆腐も食べてしまったりして、でももうお腹がいっぱいで、望んだほどおいしく味わえないと、ああはじめから麻婆豆腐にすればよかったと、後悔する。

感性は、特別な訓練をして新しく手に入れるものではない。すでにあなたの中にあ
る。だから、五感を意識さえすれば、「食べる」「着る」「暮らす」といった日常の中
で、いつでも感性を磨くことができるし、それを言葉にすることもできる。

好き、違う気がする、やってみたい、この人といたい、もうやめたい……。
私たちは、自分の言葉で人生を選んでいる。
人生を変える大きな決断は、すべて、言葉になる前の小さな感覚から始まるのだ。

【目次】
オリエンテーション 言葉と自分
言葉は心の血液/言葉は心でつくられる/言葉と現実 本心でない言葉は、本意でない現実をつくる……など

第1章 言葉で世界をつかむ
見たものが「自分」になっていく/「入れない情報」を決める/感じる「目的」をつくる……など

第2章 いらない言葉を捨てる
「お気に入りの言葉」と「自分の言葉」を混ぜない/言葉で傷ついたら頭の大掃除をする/大人だから、と本音に蓋をしない/感性と現実の不一致は毒になる……など

第3章 あなたの言葉をよみがえらせる
環境ではなく感じるものを変える/美の記憶を増やす/五感に与えたものが自分になる……など

第4章 言葉で唯一無二の世界をつくる
人生の主人公として生きる/夢とは言語化された未来/「心の言葉」は正直な音で出す……など

第5章 感性の翼を開いて、自由に、翔び立つ
「本当の自分」を探していたころ/大切にされる存在として生きる/自分の感性を信じる……など