内容紹介
卒後13年目に突然職を失った筆者は、今さら就職の当てもなく、とにかく「食える資格は何か、しかも最短の期間で」という点だけを考えて自営業を目指すことに。ターゲットを司法書士に定めて猛勉強を始める。第1部では、俗に受験生2万人合格者500人と言われた司法書士試験(司法改革の流れを受けて、最近の合格者数は700人程度に増えている)の、受験テクニックや勉強法を公開する。何年もかけて合格を目指す人が少なくない中で、実質半年の勉強で合格するコツは何か。第2部は、開業の挑戦記録。金なし、コネなし、実務経験なしというゼロからのスタートでどうやって顧客を開拓し、安定して食えるところまで持っていったのか。顧客に名前を覚えてもらい、信用を築いていかなければ、開店休業になりかねないのが士業の厳しいところ。事務所の開設当初の事情や著者のノウハウを公開する。