内容紹介

経営学者とジャーナリストが、イノベーションと呼ぶべき13の製品(黒川温泉を含む)の生まれた背景を訪ね歩き、その秘密に迫る。「具に驚きのあるカップめん」というトップの思いを、起業家的なミドルが受け止め、製品化した日清食品の「具多」。かつての日本企業が持っていた暗黙知に基づいた原理、ミドルの有能さを再確認するレポート。MBA的な分析、傍観者的態度では生まれない強さの再構築を考える。