内容紹介

中田英寿のマネジメントで一部では有名だったサニーサイドアップ。2004年には、イルハンの神戸移籍を仕掛け、東ハトのブランディングを成功させるなど、ビジネス界でも急速に注目を集める。本書は、PR会社としてスタートした同社が「PRという仕事の一環としてスポーツ選手のマネジメント」を始め、PR+マネジメントという今までにない手法で、企業と個人のきわめて効果的なブランディング戦略方法を構築した過程を、中田英のブランディング、イルハンのマネジメントとPR、そして中田をCBOに送り込み、広報宣伝部門をアウトソーシングすることでわずか半年で東ハトを再生した一連のケーススタディで、解説する。日本企業がいままで軽視し、もっとも苦手だった、「PR」の手法で、企業や個人の価値をマネジメントし、ニュースにし、ブランドとして確立し、その価値を拡大する--。21世紀の企業と個人にもっとも欠かせない「ブランド創造」の戦略の本として読ませる新しいタイプのビジネス書。