内容紹介
「予防保全」で構造物の寿命を延ばす ---
資金の制約を克服して利用者の便益を確保 ---
維持管理の決め手となる「やりくり」とは?
まもなく一斉に更新の時期を迎える、高度成長期に造られた土木構造物。
こうした社会資本の長寿命化を図るには、管理者や利用者の要求を明確にした
うえで、資金などの制約を考慮してお金のかけ方を決める「やりくり」が不可欠だ。
こまめな「予防保全」で、資金が少なくても構造物の寿命を延ばすことができる。
本書では豊富な実例を交えながら、「やりくり」によってアセットマネジメントを
実現する方法を具体的に解説。維持管理を「ビジネス」として成り立たせるための
ヒントも紹介。