内容紹介
いま、戦争・石油・ドルの時代が終焉を迎え、金融資本が「次」のターゲットを目指して動きはじめた。
真の「経済的自由」を手にするために、
われわれは何を知り、
どう考え、どう行動すべきか--。
教科書には決して書かれていない
経済・金融のカラクリを解き明かし、
幸福な未来への処方箋を緊急提案!
経済学の根本は、ある空間のなかにある資源をどのように分け合うかということだ。広大な宇宙空間に地球という小さな丸い石が浮いていて、その丸い石のなかに空気や水や土地や鉱物があり、人類を含む動植物が存在している。ここで人類を中心として考えたときに、空気や水や土地や動植物という限られた資源を、どのように配分すべきかを考えるのが本来の経済学だ。……強い人間が弱い人間を殺して資源を独占するか? それとも、みんなが資源を分け合って平和に暮らしていくか? こんな究極の選択肢がいま提示されている--。(本書より)