内容紹介

世界の楽園を撮り続けてきた三好和義氏が新たな被写体として選んだのは
古来、人々を癒し続けてきたこころの楽園、“仏像”の世界でした。
本写真集では、約2年をかけて集中的に撮影した
美しい仏像約80体を一挙に掲載しています。

最新のデジタルカメラを使って撮影した作品の数々。
ほの暗いお堂内の細部までをも映し出す、
フィルムカメラではあり得なかった映像表現を愉しんでいただけるはずです。
B4判のワイドな誌面で制作、クローズアップされた仏像の姿が臨場感ある迫力の画面でリアルに迫ってきます。
掲載した仏像には斯界の第一人者、山本勉氏(『仏像のひみつ』の著者、清泉女子大学教授、東京国立博物館名誉館員)による解説(約30ページ)がなされています。作家の玄侑宗久氏、歌舞伎俳優の尾上菊之助氏両氏からご寄稿いただいています。

寄稿文や解説文も日本語と英語の二カ国語併記になっています。


今回、限定2,000部のみの発行となります。


◆著者紹介◆
著者:三好和義(みよし・かずよし)
1958年生まれ。東海大学文学部広報学科卒業。
大学卒業後、株式会社「楽園」を設立。13歳の
時に沖縄を訪ねて以来、タヒチ、モルディブ、
サハラ、ヒマラヤ、南極など、世界各地で「楽園」
をテーマに撮影を続けている。27歳の時、写真集
『RAKUEN』で木村伊兵衛賞を受賞。2004年、
藤本四八写真文化賞を受賞。