内容紹介

世界経済を大混乱に陥れた“リーマン・ショック”から半年。
同時不況の実態が、発表される統計データから次第に明らかになってきた。
先進国で最もGDPが落ち込んだ日本経済はどうなるのか。
オバマ政権はアメリカ経済を立て直せるのか。
先を見通すのが困難な状況で、こういった難問に6人のエコノミストが挑む。
データを読み解くことで明らかになってきたのは、定説とは違う意外な姿。
「アメリカよりもヨーロッパのほうが住宅バブルは深刻」
「日本は輸出依存ではない」「金融危機の影響はこれからも続く」
そして、誰もが知りたい今後の展望、「アメリカ経済の底入れはいつか」
「日本経済はどこまで落ち込むか」「雇用削減はどこまで進むか」といった
疑問についても答える。