内容紹介

『世界でもっとも美しい10の科学実験』(日経BP社)に触発された、ニューヨークタイムズ紙のコラムニストが同紙上に発表した別のリストをもとにした科学読み物です。物理学誌のアンケートによる『世界でもっとも美しい10の科学実験』でなく、個人による選考であるため、物理学に偏らず、生物学や化学からも選ばれています。また、哲学や科学史的な背景よりは、実験そのものに対する解説が主体となっています。登場するのは、ガリレオ・ガリレイ〔物理学・力学〕、ウィリアム・ハーヴィ〔血液循環説〕、アイザック・ニュートン〔物理学・光学〕、アントワーヌ=ローラン・ド・ラヴォアジエ〔化学〕、ルイージ・ガルヴァーニ〔生物学〕、マイケル・ファラデー〔物理学・電気〕、ジェームズ・ジュール〔物理学・熱力学〕、A・A・マイケルソン〔光学・天文学〕、イワン・パブロフ〔生物学〕、ロバート・ミリカン〔物理学・電気〕です。