内容紹介
金融サービス会社IVKで中核事業を率いていたジム・バートンは突然、「CIO(チーフ・インフォメーション・オフィサー)」と呼ぶIT責任者への異動を言い渡される。IVK社の経営トップは、前任のCIOを解雇し、後任にバートンを指名した。不本意な異動を受け入れたバートンを待っていたのは苦労の連続だった。ITを知らないバートンを煙たがる部下、巨費を投じた大型プロジェクトの遅れ、ハッカーとおぼしき外部からのシステム攻撃・・・。
コンピューターをダウンさせてしまったバートンは、解雇の瀬戸際にまで追いつめられる。果たしてバートンは、CIOとして成功できるのだろうか?
ITをマネジメントするためにおさえておくべき勘所がすべて網羅された一冊。