内容紹介
●なぜ、Suica改札機の読み取り角度は13.5度傾いているのか?●Appleのデザインを支えるスティーブ・ジョブズの台形嫌いとは?
「なるほど、デザインってそういうことだったのか!」
デザイナーとエンジニア、両方の視点を持ち、腕時計や鉄道車両などの製品から
ロボットのデザインまで手掛けるなど、幅広い分野で活躍するプロダクトデザイナーの山中俊治氏。
山中氏がSuica改札機の読み取り角度を13.5度とデザインした理由は一体何なのか?
また、走行用義足のプロジェクトに携わる中で感じる医療現場とデザインの新たな可能性とは?
人々が見過ごしてしまうことに疑問を投げかけ、常に人とものの新しい関係を探求する山中氏の
発想の原点を、自身が2009年から書き続けているブログ「デザインの骨格」の中から探りました。
本書を読めば、デザインが特別な技術や知識でないことが理解でき、普段の生活や自分の行動を
デザインという視点で観察する習慣が身につきます。デザイナーのみならず、商品企画や商品開発に
携わる全てのかたにおすすめの1冊です。