内容紹介
18才人口120万人時代突入の衝撃。厳しさを増す競合環境を勝ち抜くWeb戦略の最新指標。「Webサイトの使い勝手の向上」を目的としたユーザビリティ調査の決定版。ブランド
指標を新たに取り入れるなど、より多角的な戦略データ満載です。全国211(国公私立)大
学のWebサイトを対象にしました。
<7つのポイントでサイトを診断>
◆トップページ・ユーザビリティ
トップページは、「大学の顔」としての役割を持つと同時に、目的を持ってサイトを訪れるビジ
ターに対して、的確なナビゲーションを行う道しるべの役割を果たします。ターゲットの目的に
応えるリンクを用意しているか、ビジターを探したい情報に的確に誘導できる環境になってい
るか、などをチェックします。
◆サイト・ユーザビリティ
利用者を目的のページへ誘導するためには、わかりやすいナビゲーションが必要です。ビジター
がサイト内で迷子にならないためにトップページに戻るためのリンクはあるか、ナビゲーション
バーは全体で統一されているか、サイト検索の性能は充分かなど、ビジターが効率よくコンテン
ツを閲覧できる環境を多角的にチェックします。
◆メインコンテンツへのアクセス
サイトを訪れたビジターが直面する実際のシーンを想定してユーザビリティを評価します。具体
的には、入試要項を知りたい受験生、学生支援情報を知りたい在学生、証明書の申請方法を知り
たい卒業生などが、スムーズにそれぞれの情報にたどり着けるかチェックします。また、情報が
適切かどうかについてもチェックします。
◆アクセシビリティ
今年、文部科学省は障害学生の入学/修学の支援を本格化します。障害学生が大学サイトにアク
セスする機会が増えてくると予想されますので、Webページのアクセシビリティはさらに高め
る必要があります。ブラウザで拡大表示したとき崩れはないか、視覚障害者が利用する音声
ブラウザへの対応は十分か、などを診断します。
◆ブランディング
ブランドを高める要素にはさまざまなものがあります。大学サイトにはサイトロゴやページ・タイ
トルなど、繰り返し印象づけることのできる要素があります。こうした要素を戦略的に設定してい
るかどうかをチェックします。検索サイトで大学を検索したときに、適切に表示される施策につい
てもチェックします。
◆インタラクティブ
大学サイトは、地域や企業とのコミュニケーションの場でもあります。各部署別に問い合わせが
できるページへのリンクを的確に配置するなど、ビジターのアクションを促すような設計が必要で
す。交通アクセス情報を掲載しているか、Webフォームで意見や感想を受け付けているか、など
をチェックします。
◆プライバシーとセキュリティ
ネットを介して個人情報の取得が容易にできるようになる一方で、その不正利用や漏洩が社会
問題となっています。大学サイトは、ビジターが安心して問い合わせられるよう、プライバシー
ポリシーを明示すべきです。同ポリシーがあるかどうか、またそこに記載されている利用目的や
管理体制が適切かチェックします。
全国大学サイト・ユーザビリティ調査で何が分かるのか?
<大学サイトのユーザビリティを 向上させる重要なポイントがわかる>
個別の診断結果を見ることで、貴校サイトの不十分な点が見えてきます。調査対象校で多く
見かける問題点については解説を加えました。解説では、7つの調査ポイント(診断軸)毎に、
見落とされがちな問題や、使い勝手の向上に直結する要素を説明します。
<自校サイトの詳細な診断結果、 ポジショニング、問題点を把握できる>
211校すべてのユーザビリティに関する総合的なスコア、各診断軸ごとのスコア、診断項目
ごとのスコアを詳細に提示します。他校との比較により、自校サイトの全国におけるポジショ
ニング、ランキングはもとより、優れている点、改良すべき点はどこなのかが明らかになり
ます。