内容紹介

築20年で住宅の資産価値はゼロ--。
日本ではこんな常識がまかり通っています。
背景には、どうせ資産価値が無くなるのだから、
維持や管理にお金をかけず、ボロボロになったら建て替えてしまおう...
という「スクラップ・アンド・ビルド型」市場の悪循環があります。

でも、これ本当はおかしいのでは?という議論が、今、高まっています。
国は、ある程度の築年数を経た建物でも、きちんと維持管理をしていれば
適正な価格で売れる「ストック活用型」市場へ移行しようと
さまざまな制度や優遇措置を打ち出しています。
実は、こうした動きに敏感な不動産会社や住宅会社は、
いち早く「中古住宅を宝の山に変えよう」と新しいビジネスに乗り出しているのです。

本書が紹介する
<急成長する中古住宅流通市場を牽引していくであろう47のアイデア>
を是非ご覧いただいて、
住宅ストック活用時代に飛躍するヒントとしてください。



<本書の主な内容>

第1章 中古住宅はこうして宝の山にする

第2章 中古住宅を宝の山に変える47アイデア
 1)新サービス開発を国が支援 --全国14の協議会
 2)売買とリフォームを一体に --ワンストップ(1)
 3)FC展開でノウハウ提供 --ワンストップ(2)
 4)保証を安心のお墨付きに --瑕疵保険を活用
 5)リノベで競争力再生 --住宅再生コンサル
 6)個性派でこだわり客狙う --マッチングサイト
 7)小口修繕を突破口に --小規模リフォーム
 8)“見える化”武器に --マンションストック
 9)リスク承知で個性化 --賃貸カスタマイズ