内容紹介

「LTEマルチバンド」、「LTE-Advanced」、「スモールセル」、
「キャリアアグリゲーション(CA)」、「無線LANオフロード」、「VoLTE」…。
LTE以降の重要テクノロジーを完全網羅!


「スマホ時代の本格到来でネットワークの設計思想が変わる」、「小セル化(スモールセル)がトラフィック対策の鍵を握る」、「他社に先駆けてLTE(Long Term Evolution)を150Mビット/秒に増速する」——。携帯各社が2013年5月に相次いで開催した夏モデル発表会では、主役であるはずのスマートフォンの話題はそこそこに、スマートフォンを支えるネットワークにフォーカスが当てられました。各社は「つながりやすさ」を強調し、ネットワークこそ最大の競争ポイントとして力を入れるようになったのです。本書は、そんな4G時代のモバイルネットワークを支える技術について、徹底解説した本邦初の書籍です。LTE、LTE-Advanced、LTE-Bといった無線技術の進化、容量改善の胆となるスモールセル、携帯各社の周波数戦略、そして深刻化する通信障害の裏側まで、最新動向を含めて余すところなく収録しました。