内容紹介

科学・技術研究とビジネス、二つの視点から「薬づくりの現実と真理」をあぶりだす

薬に対する一般社会の関心は高い。そして、医薬品産業について誤解している人は意外なほど多い。
今まで、現代の薬づくりの中核をなす研究者や経営者の活動に関しては、ほとんど語られることはなかった。本書は、医薬品開発の本当の姿を、開発の内部プロセスから解き明かしている。科学・技術研究とビジネスの両視点から、「薬づくりの現実と真実」を実例をもって解説した画期的な内容である。特に、主要な仕切り役であるビッグ・ファーマの行動原理を詳述している。
複雑に絡み合った、薬づくりの全体像を理解できるのが、本書の最大の特徴である。

創薬に携わる方はもちろん、製薬会社やバイオ業界への投資に関心のある方も必読!
2013年に発行された「薬づくりの未来」とあわせてお読みください。

※本書は、2008年にCBI学会から翻訳された書籍「薬づくりの真実」を日経BP社が新装版として発行するものです。
原書「Drug Discovery from Bedside to Wall Street」(2006年刊)