内容紹介

資料作りには、「ここは必ず押さえる」という鉄則がある。

商談、会議、プレゼン、ビジネスの場では、伝えたい情報を相手にしっかりと伝え、欲しい成果を勝ち取ることが求められる。そのためには口頭で説明するだけでなく、整理された資料は必須だ。
内容・論点がしっかりと整理され、構成が練られた資料には、相手を納得させ、説き伏せる力がある。
本書では、事前の準備から図表の見せ方まで、相手が必ず「落ちる」資料の作り方を紹介。
話題の企業の「生資料」も公開し、具体的な作成術を丁寧に説明するだけでなく、明日の資料作りがラクになる「グラフ・図表」の作成方法も伝授する。

分かりやすく人の心をつかむ「“魅せる”資料」の作成方法をマスターし、仕事で大きな成果をあげよう。


PART1 3ステップで簡単!資料の作り方
・【資料編】楽に作れる!“必ず通る”資料作りのコツ
・職種・用途別 実例で学ぶ“必ず通る”資料作り
Lesson1「What」「Why」「How」を押さえて、文章・ビジュアルを工夫(営業、人材開発)
Lesson2ビフォー・アフターで学ぶ “ダメ資料”が変わるコツ(販売促進、マーケティング、人事)
Lesson3全体の流れを整え、相手の理解を助ける(経営企画)
・【プレゼン編】“1分間プレゼン”で鍛える、資料のコツ

PART2 「グラフ・図表」作成マニュアル
・“通る”資料のグラフ&図表
・グラフの鉄則
円グラフの鉄則/棒グラフの鉄則/折れ線グラフの鉄則
・グラフの工夫
グラフを見やすく加工する/グラフを強調する
・図解のコツ
図解で分かりやすく/作図機能の1つ「SmartArt」を活用する
・表のコツ
表でわかりやすく

PART3 成果を出す人の資料の鉄則
・孫正義社長を“10秒”で納得させる資料作りの秘訣
・マッキンゼー、ボスコン…「2大コンサル」出身のプロが指南 「課題を“深く”考え、軌道修正を繰り返せ」
・トヨタ式「A3資料」が成果を上げる理由
・サイバーエージェント藤田晋社長が「よし」と答える“通る”企画書の鉄則
・森ビルの営業部隊を支える「資料作成のプロ集団」
・有力テナントを一挙に誘致。三井不動産“第3の資料”

PART4 魅惑の資料作成のポイント
・テラモーターズ ソニー、アップル、グーグル 大物経営者が出資を快諾した資料
・SUVACO 元メリルリンチ“その道のプロ”の事業計画書を拝見!
・ユーグレナ、エアウィーヴ ベンチャー発“メガヒット”の陰に資料あり
・「さぬきうどん観光」「ひこにゃん」 本能と五感に訴える100%通る企画書の作り方
・星野リゾート 一人ひとりが自立して動く“伝わる”研修資料の秘訣
・日本GE GEの審査員が指南!資料の3大ポイント

PART5 「YES」と言わせるドキュメントの作り方
・ストーリーで考えるから正しい“ゴール”が見える インタビュー中川邦夫・エーテン代表
・「思いつき」を問題解決の「物語」に変えよう
・ビジネスのストーリーは「空・雨・傘+HTD」で作る
・空・雨・傘をどんどん広げる
・倫理思考を完成させる空・雨・傘の「型」を練習!
・ストーリーシンキングの完成フォーマット
・「YES!」と言わせるドキュメントの作り方
・資料作りのベースになる 戦略ノート術