内容紹介

社会インフラの老いがもたらす巨大な果実を手にするのは誰だ

これから急速に増える老朽インフラにいかに対応するのか--。
新たに日本に突きつけられた問題です。この問題の解決には、まずはインフラに携わってきた発注機関や建設産業界が革新的な取り組みを進めていく必要があります。しかし、それだけでは足りません。情報通信や電機、化学、バイオなどあらゆる産業の知恵と力を加えれば、もっと革新的な取り組みが可能になるからです。

本書では、その裏付けとなる数多くの実例を紹介するとともに、これから10年先の維持管理市場の変貌を大胆に予測。今後の成長分野である維持管理市場で勝ち残る指針を提示します。インフラの維持管理市場への参入を考える際に必読の書です。


  • 第1章 勃興する維持管理市場
    第2章 主役に躍り出る「新参企業」
    第3章 先端技術で限界突破
    第4章 近未来シミュレーション
     ●第1話 宅配事業者が道を守る
     ●第2話 生物で直すコンクリート
     ●第3話 インフラの「終活」に挑む
    第5章 次代に向けた四つの潮流
     ●潮流その1「マネジメント」
     ●潮流その2「イノベーション」
     ●潮流その3「海外展開」
     ●潮流その4「官民連携」



【主な登場企業】
NTTデータ、富士通、東芝、パナソニック、セイコーエプソン、マイクロソフト、ホンダ、スズキ、積水化学工業、三菱化学、クラボウ、スリーエム ジャパン、コニシ、味の素、ヤマト運輸、ALSOK、鹿島、清水建設、NEXCO東日本、NEXCO西日本、JR西日本・・・