内容紹介
グーグル、テスラなど新規参入者が台頭
激変する自動車業界の未来を展望
円安が定着し、日本の自動車メーカーは大きな利益を上げ続けています。昨年の“逆オイルショック”以来、大型で、価格の高い車種の売上が好調です。自動車業界は順調に見えるかもしれません。ただし、“逆オイルショック”の負の影響は遅れてやってきます。原油価格の反転を含め、今年の自動車業界は見通しにくい状況にあります。
競争の相手も増えました。一介のベンチャー企業だと思っていたテスラは、株式の時価総額を見る限り日産自動車に迫りつつあります。グーグルは、自動車を都市の情報を収集する重要な“端末”と位置付け、無人タクシーなど都市インフラ事業に乗り出す可能性があります。
本書ではこれを迎え撃つ自動車メーカーの対応を紹介します。続いて技術がこれからの自動車をどう変えていくかをお伝えします。最後に新興国での戦い方を取り上げます。
本書は日経BP社が発行する「日経ビジネス」、「日経Automotive」、「日経エレクトロニクス」、「日経ものづくり」の記事を再編集してまとめました。4誌の視点はそれぞれ違い、4方向から自動車産業を見通すことができます。読者の皆様が自動車産業を正しく読むためのお役に立てれば幸いです。
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