内容紹介

患者に納得いく最期を迎えてもらうための、"平方流"看取り方を公開
患者の死に関わる、すべての医療従事者には必読


国内に数少ない緩和ケア専門病院に務める著者は、約20年の間に1500人以上の患者を看取ってきた。その多くは癌患者だが、基礎疾患を抱えていても「最期は老衰を目指す」というのが、著者の診療スタンス。苦痛症状をできるだけ緩和させつつ、大往生を目指すというものだ。

それには、症状緩和のための知識・技術はもちろんのこと、患者・家族を安心・納得・満足させるコミュニケーション技術が欠かせない。

迫り来る多死社会を意味あるものにするため、患者を「より良く看取る」ための技と心得を、終末期医療に携わるすべての医療者に向けて、やさしく伝授する。

訂正


第1版に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。(2017/10/2)
●P.65  下から2行目 <誤>多臓器 → <正>臓器
●P.77 <誤>図4の説明文「リンパ管による~来す。」 → <正>図5の説明文
●P.133 下から9行目 <誤>スコポラミン → <正>臭化水素酸スコポラミン