内容紹介

ソフトバンク ロボティクスとソフトバンクモバイルが2015年6月に一般販売を開始した人型ロボット「Pepper」--。1カ月あたり1000台が完売していく本格ロボットとして、その完成度や使い勝手、応用先など多くの話題を集め、ロボット産業の今後を占う試金石となっています。

日経BP社では、日経テクノロジーオンラインと日経エレクトロニクス、日経Roboticsが共同でPepperの分解を実施しました。Pepperの本体価格は19万8000円。一見、低価格のように思えますが、実際には本体価格に加えて、基本プランや保険パックなどが必須であり、合計すると100万円を超えてしまい、そう簡単に購入できるものではありません。

そこで、実物を見るとまではいかないものの、ハードウエアの構成や部品の種類や配置状況などを理解するプロフェッショナル向けの図鑑として、本書を刊行することといたしました。ロボット関連の研究開発や設計に携わる技術者はもちろんのこと、メカトロニクスやハードウエアを手掛ける技術者も必見の1冊です。