内容紹介

危機管理・災害・復興の研究者が、防災計画策定法をつくってきた事例を交えて、ワークショップで合意を取る仕事の進め方を教える。
防災だけに限らず、さまざまな仕事の場面でもワークショップの有効性が言われている。ワークショップを導入してみたいがその方法が分からない人のために、実例を交えて指南。

■目次
はじめに
第1部 理論編 ワークショップの仕組み
1-1 ワークショップをすると組織が強くなる
1-2 ワークショップで実現できる成果
1-3 ワークショップを成功させる環境
1-4 連続ワークショップのすすめ
1-5 ワークショップで未来も変えられる「安全・安心実現のための計画策定」
1-6 ワークショップでつくる未来「防災対応業務マニュアル」

第2部 事例編 ワークショップ七つの成功事例
事例1 神戸市 生活再建 草の根検証ワークショップ
事例2 ニューヨーク 米国同時多発テロ「WTC」跡地の復興
事例3 奈良県橿原市 「災害のない」まちの挑戦
事例4 西日本高速道路(株) いのちの道・緊急道路の早期復旧を実現する
事例5 新潟県小千谷市 震災を乗り越え「復興宣言」したまち
事例6 岩手県大槌町花和田地区 安全リテラシーの向上による持続社会プログラム
事例7 国土交通省 リードタイムの生かし方
おわりに
謝辞