内容紹介
気になるあの街の近未来が分かる!東京五輪決定でさらに活気付く東京の都市改造の最新動向を、
日経BP社が発行する建築、土木、不動産、経営の各雑誌の記者たちが取材。
建設・建築だけにとどまらない“東京改造”の影響を、
詳細な地図を交えて分かりやすく解説します。
東京で暮らす都市生活者、東京で働くビジネスマンはもちろん、
「ビル」や「鉄道」、「地図」や「街歩き」に興味を持つ方など、
さまざまな層に“東京”というリアルな都市の、
手が届くほどの近い未来に思いを馳せてもらえる1冊です。
本書がお伝えする情報は、東京に住み、働く方々や、東京を商圏とするビジネスマンの方々、
観光などのために訪問する方々が、将来の生活や仕事のイメージをつかむために、そして自ら
未来を切り開くために欠かせないものとなるに違いありません。
主な内容
首都圏大改造カウントダウン都内注目10エリアと横浜、その近未来像
■ 渋谷
■ 田町・品川・目黒
■ 新宿・神宮外苑・四谷
■ 虎ノ門・六本木・赤坂
■ 大手町
■ 日本橋・京橋
■ 銀座・日比谷
■ 晴海・豊洲・有明
■ 池袋
■ 赤羽・十条
■ 横浜
○【ホテル】東京駅東側や銀座で開発ラッシュ
○【ライフスタイル】これからの都心、住むべき場所
○【舟運+水辺整備】矢継ぎ早に進み始めた 「水の都」の面影再生
○【歴史・地理】「過去」を問い 記憶を重ねる
○【家守再来】“民”の力で治める江戸の知恵
綴じ込み地図 「東京大改造でかマップ」
ほぼA全判、昨年と同サイズの大型マップが今年も付きます。上記の10エリアをはじめ23区内の別のエリア、東京と近接する地域も含めて300超もの開発プロジェクトを地図上に表示します。各開発の位置関係が分かるほか、道路や鉄道の開発も一目瞭然です。
目次
首都圏大改造カウントダウン都内注目10エリアと横浜、その近未来像
注目エリア1 渋谷
大規模開発ラッシュで復権か
駅周辺に、庁舎・公会堂、NHK、パルコと“街の顔”が生まれ変わる
対談
長谷部健氏〔渋谷区長〕×広瀬郁氏〔トーンアンドマター代表〕
独自のカルチャー育み 多様さを受け止めるまちに
注目エリア2 田町・品川・目黒
日本のゲートウェイに
五輪後、鉄道3社の再開発が本格化
注目エリア3 新宿・神宮外苑・四谷
駅直結170mビルが完成間近
西口では小田急が再開発に乗り出す
注目エリア4 虎ノ門・六本木・赤坂
国際拠点としての機能強化
交通インフラの整備を機に、一躍グローバルエリアに
注目エリア5 大手町
計186万㎡の巨大開発
宿泊施設の増加で居心地の良いオフィス街へ
注目エリア6 日本橋・京橋
歴史的建築物を保存・活用
八重洲エリアの超巨大開発は五輪後に本格化
注目エリア7 銀座・日比谷
数寄屋橋交差点に大型商業
新交通網の構想が開発を後押し
注目エリア8 晴海・豊洲・有明
居並ぶ超高層、五輪施設も
都心とのアクセシビリティ向上に拍車かける
【五輪施設】中心地の臨海部で着々と
注目エリア9 池袋
2つの拠点でにぎわい生む
池袋駅周辺と東池袋を核とする街づくり
注目エリア10 赤羽・十条
新旧が混在する「穴場」の街
巨大団地の建て替えが継続中、キャンパス建設も
注目エリア11 横浜
新庁舎などが20年目指す
国際都市、観光都市としての性格を強めるヨコハマ
【ホテル】東京駅東側や銀座で開発ラッシュ
対談 東京の新しいビジョン
保井美樹氏〔法政大学現代福祉学部教授〕×木下斉氏〔エリア・イノベーション・アライアンス代表理事〕
都市の成熟化とは何か? 問われる「ポスト2020」
ライフスタイル
これからの都心、住むべき場所
さらなる一極集中時代の選択
リポート 舟運+水辺整備
矢継ぎ早に進み始めた「水の都」の面影再生
観光に、通勤に、にぎわい創出に河川を活用
歴史・地理
「過去」を問い 記憶を重ねる
東京は「時間の重み」を獲得できるか?
家守再来
“民”の力で治める江戸の知恵
まちを変える「家守」って何?
東京23区大規模プロジェクトデータ
横浜市大規模プロジェクトデータ