内容紹介

改正後の出題内容を基に予想問題や解答例などを一新し、択一式や記述式の解き方をより効率的に習得できるよう15年版を大幅に改訂



2015年度の筆記試験(建設部門)の合格率は、急落した14年度からさらに低下して13.1%でした。択一式が難しくなってきたことに加え、記述式では主に応用能力を問う論文の難度が高まっています。出題内容が広範囲に及ぶ択一式の攻略法や論文の書き方に悩む多くの受験者に向けて、合格に欠かせないノウハウが効率的に身に付く方法を指南します。

【2015年版との違い】
改正から3回の試験を経て、択一式の出題テーマはほぼ固まりつつあります。記述式の出題方法や傾向も見えてきました。この2016年版では予想問題の精度をさらに高めるとともに、16年度の試験で必須のテーマやキーワードを把握できるよう構成などを大幅に見直しました。択一式の勉強方法や記述式の解き方も基本から解説します。

≪択一式試験≫
 改正後の3年間の傾向や出題の可能性が高いテーマを示したうえで、主要なテーマごとに予想問題を作成しました。参考文献も交えながら解説しています。
≪記述式試験≫
 15年度までの傾向を踏まえ、論文の種類や選択科目ごとに出題パターンを整理。論文を短時間で組み立てる方法や記述内容について、論文の構成例を示しながら説明します。さらに、16年度の試験で押さえておくべき重要なテーマを取り上げ、解答のポイントと論文に盛り込むべきキーワードを明示しました。受験者が多い主要8科目では、予想問題や解答例も一新しました。
≪口頭試験≫
 15年11月~16年1月に実施された口頭試験の最新の内容を反映しています。想定質問に良い解答例や悪い解答例も加えました。

【本書の特徴】
○ 改正後の傾向と対処法が根本からわかる
○ 出題予測を基に択一式や記述式、口頭試験の想定問題と解答例を豊富に収録
○ 記述式の重要なテーマごとに、解答のポイントと論文に盛り込むべきキーワードを明示
○ 業務経歴票の書き方から口頭試験の対策まで、合格のノウハウが一冊で身に付く

【章立て】
第1章 出題傾向と勉強方法
第2章 業務経歴票の書き方
第3章 択一式への対処法
第4章 記述式論文の書き方
第5章 文章作成ルールを再確認しよう
第6章 口頭試験対策