内容紹介

ICTを活用し融合することで
新たな価値を生む産業にフォーカスし
その未来像と技術進化を予測する

『テクノロジー・ロードマップ 2016-2025 ICT融合新産業編』は、ICT(情報通信技術)にフォーカスしたものですが、ICT自体の進化を論じるものではありません。
ICTという高度技術の「翼」を付与されることによって、さまざまな分野における技術は、従来とまったく違う速度でまったく違う姿に進化していきます。
本レポートでは、ICTを活用し融合することで新たな価値を生む自動車、医療・健康、金融・流通、農業、製造、教育、メディアなどの分野にフォーカスし、未来とその分野における技術進化を予測しました。
予測に際しては「テクノロジー・ロードマップ」のコンセプトである「まず未来の市場ニーズを予測し、それを満たす機能や商品を推定、それを実現する手段=技術に落とし込む」手法を駆使しています。
冒頭に総論としてICTの進化の概論、ICT普及のドライビング・フォースについて解説し、各章では、 ICTとの融合でイノベーションを生む産業分野について、今後10年の技術の進化を予測しました。さらに、技術だけでなく将来の市場や商品/サービスも同時に論じています。
単なる技術 予測ではなく、企業の中長期的な戦略の立案に直結する情報となるよう配慮した結果です。

※本レポートは『テクノロジー・ロードマップ2015-2024 ICT融合新産業編』(2014年11月発行)のコンテンツを全面改訂し、予測精度を高めています。
旧版で収録したテーマを見直し、さらに、予約サービスやスポーツ、観光など人々の日常生活シーンにおけるICT活用テーマを大幅に加えています。