内容紹介


事業部門、研究開発部門、知財部門による
「三位一体」の知財経営を実現する


「我が社は知財経営を実践している」と断言できる経営者はどれくらいいらっしゃるでしょうか。事業部門と研究開発部門、そして知財部門による三位一体の知財経営の実践は容易ではなく、難儀している企業が大多数に違いありません。

その打開に向けて筆者が提唱するのが「知財情報戦略」です。客観公平な特許情報から得たキーワードを頼りに有用非特許情報を収集し、特許情報と補完分析して戦略提言を導き出します。経営幹部の琴線にも触れ、三位一体の取り組みに昇華することができます。

筆者にとって知財情報戦略は知財コンサルティングにおける強力な武器であり、最近では自動車業界で最注目の「自動運転車」という難題を攻略しました。

同業界の多くの方との面談や熱い議論を通じ、自動運転車の重要性や難易度の高さを痛感しながらも、新たな手法開発/改良を通じて進化した知財情報戦略に支えられ、2016年2月に開催した日経BP社「技術者塾」セミナーでも高い評価をいただきました。

本著は、日々進化する知財情報戦略の集大成です。エッセンスの紹介に加え、自動車分野向け実践例を詳述します。

実践例の1つめは「自動車分野のメガトレンドに基づくEV普及シナリオの仮説/検証」。電気自動車(EV)普及シナリオをテーマとし、筆者が考案した現実解を知財情報戦略で仮説/検証しながら紹介します。

2つめは「自動運転分野の解析事例」。自動運転車における米グーグル社などの脅威をテーマとし、コア技術である認識/判断技術に焦点を当てた母集団上、特にマップ情報の強みを生かしたグーグル社の完全自動運転技術が脅威であることをあぶり出します。

3つめは「自動運転時代の新ビジネス検討」。自動運転車時代のビジネスモデル予測をテーマとし、ビジネスモデル特許情報を利活用して大胆に予測します。



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