内容紹介

全産業分野から市場ニーズを生む115の技術テーマを選定
750社のR&D部門、経営企画部門が導入する
「技術予測」の決定版レポート

従来からある多くの技術ロードマップは、「技術の専門家」によって作成されたもので、「この技術は(きちんとリソースが投入されれば)これだけ伸びる」ということを示したものです。それは、多くの技術進化が無条件に歓迎された時代には有用なものだったかもしれません。でも、それは過去のこと。今なすべきは、「将来どのような製品やサービスが市場に受け入れられるか」という未来予測を前提として技術進化を推測することだと私達は考えます。
『テクノロジー・ロードマップ2016-2025全産業編』は、まず「市場ニーズ」を予測し、それを満たす「商品機能」を定義し、その機能を実現するための「技術」を提示するという、従来とは全く違うアプローチ法によって作成されています。自動車、エネルギー、医療・健康、エレクトロニクス、情報通信、材料・製造など全産業分野を対象に、イノベーションを起こす120テーマを選定し、今後10年の流れを予測しました。

※本レポートは『テクノロジー・ロードマップ2016-2025』(2015年9月発行)のコンテンツを全面改訂し、予測精度を高めています。話題性やインパクトを重視して全体の30%を入れ替え合計テーマ数も15%増としました。
また、ロボットの章を新設、医療・健康、エネルギー、農業などの成長分野を拡充しています。市場規模の予測に関しては、世界と日本の両方について記述しています。