内容紹介

精神論では、会社は儲からない!
儲けの7割は、「整頓」で決まる!

儲かる中小企業の現場には、どんな工夫が隠れているのか?
累計5万人が視察した「強い会社の現場」を
豊富なカラー写真で詳しく紹介!


自分の会社を成長させるために、名経営者の話をたくさん聞いてきたが、
なかなか結果が出ない--そういう人は多くいます。
それはなぜでしょうか。 その名経営者が率いる会社の現場を、
しっかり見ていないからではないでしょうか。

名経営者がどんなに言葉を尽くしても伝わらないものがあります。
なぜなら、経営の真髄は現場にあるからです。
本書では、豊富な写真で、あなたの会社を「儲かり体質」に変える方法をお伝えします。
<あなたの会社を「儲かり体質」に変える5ステップ>
1.5万人が視察した株式会社武蔵野の現場のカラー写真がたっぷり!
2.写真があるから、すぐにパクって実践できる
3.自社のモノの置き場所、置き方が改善される(=整頓)
4.会社が変わる。社員が成長する(形から入って心に至る)
5.儲かる会社の土台ができる!


なぜ「整頓」なのか?「儲かる会社」とは、絶え間なく変化できる会社です。
では、何を変えるのか。形あるモノを変えていくのです。
モノの置き場所を変えれば、社員の行動が変わります。
結果、心が変わります。

モノの置き場所を変えるとは、すなわち整頓。
だから「儲けの7割は整頓」なのです。
そこに整理と清掃を加えた3Sは、どんな職場でもすぐ導入でき、
結果に直結する万能薬。
あなたの会社を大きく伸ばす、強い現場をつくりましょう。

[総論] なぜ「整頓」が一番、大事なのか
第1章「整頓」は、「形から入って心に至る」
第2章「整理」のコツは、置き場所をなくすこと
第3章「清潔」へのこだわりには、落とし穴がある
[各論] 社員がすぐ結果を出す整頓のコツ
第4章 数にこだわり、色にこだわる
第5章 願望を貼り紙にしない
第6章 ミスを99%潰す、超アナログの情報管理
第7章 従業員満足は、コミュニケーションの強制から
[仕組み編] 強い現場はチェック&横展開
第8章 基準を定めて、チェックしよう
第9章 会社のなかをパクッて歩こう

<著者プロフィール>
小山 昇(こやま・のぼる)
株式会社武蔵野 代表取締役社長
1948年山梨県生まれ。東京経済大学卒業後、76年にダスキンの加盟店業務を手掛ける
日本サービス・マーチャンダイザー株式会社(現在の武蔵野)に入社。77年に退職し、貸しおしぼり事業を
手掛ける株式会社ベリーを設立する。武蔵野の創業者である故・藤本寅雄に請われ、87年に再び入社。
89年社長に就任。赤字続きの「落ちこぼれ集団」だった武蔵野を変えるべく、「環境整備で業界一になる!」
と宣言。整理整頓を軸とした人材教育に注力し、経営改革を断行。社長就任時に約7億円だった売上高を、
2016年5月期には54億円に伸ばし、国内で初めて日本経営品質賞を2度受賞(00年、10年)する
優良企業に育てる。この経験をもとにダスキン業務の傍ら、中小企業の経営指導を手掛ける。
現実に即し、人間の本性をとらえた組織づくりの手腕に定評があり、指導先は現在650社以上。そのうち5社に1社が過去最高益を達成。環境整備をはじめとするノウハウが詰まった現場を視察する「現地見学会」には、中小企業経営者とその幹部が年間2000人以上訪れる。累計の視察者数は5万人以上。