内容紹介

AI大量失業は起きない。人手不足にはならない。
10業種の人と仕事、新ビジネスの未来を予測。


超高齢化と労働生産人口の減少、AI(人工知能)やロボットの
進化によって「人と仕事」の姿は大きく変わっていきます。
本書は2028年の人、仕事、組織の姿を予測、10の業種ごとの未来像を描き出します。
人と仕事の変化に伴って生まれる50の新ビジネスも提示します。

超高齢化と労働生産人口の減少、AI(人工知能)やロボットによる
スマート化・自動化、さらに個人化、社会化、超人化、オープン化といった
メガトレンドの中で、「人と仕事」そして組織の姿は大きく変わっていきます。

この10年で人の働き方はどのように変化し、企業・産業はどのような変遷をたどるのか。

本書は2028年の人、仕事、組織の姿を予測します。自動化に加え、
働き手を増やす増員化、より創造的かつハイタッチな仕事をする高度化、
いつでも、どこでも、だれとでも仕事ができる最適化が同時進行するため、
2028年にはAIによる大量失業は起きず、人手不足にもなりません。

全体像に続いて、モビリティ、メーカー、アグリカルチャ、コンストラクション、
ロジスティックス、ヘルスケア、リテール、ファイナンス、IT、ソーシャルサービスの
10業種ごとの未来像を描き出します。
さらに、人と仕事の変化に伴って生まれる50の新ビジネスをワークプレイス(働く場)、
ワーキングプロセス(働き方)、ソーシング(採用、調達)、エンパワーメント(能力強化)、
マネジメント(人財管理)の5分野について提示します。

【目次】
■第1章 総論

1-1. エグゼクティブサマリー
  1-1-1. 2028年の「人と仕事」
  1-1-2. 予測方法・知識地図
  1-1-3. 各章の関連と概要

1-2. 人と仕事の動かしがたい未来
  1-2-1. 少子化
  1-2-2. 長寿化
  1-2-3. 個人化
  1-2-4. 社会化
  1-2-5. 超人化
  1-2-6. スマート化
  1-2-7. サービス化
  1-2-8. オープン化
  1-2-9. 都市化
  1-2-10. 赤字化


■第2章 人と仕事で打たざるを得ない対策

2-1. 今後進む4つの対策
  2-1-1. 増員化
  2-1-2. 高度化
  2-1-3. 最適化
  2-1-4. 自動化


■第3章 2028年の人と仕事

3-1. 人と仕事の未来像
  3-1-1. 大企業の未来
  3-1-2. 中堅中小企業の未来
  3-1-3. マイクロ企業の未来
  3-1-4. 新たに生まれる仕事

3-2. 2028年の人・仕事・組織
  3-2-1. 2018年の人 ~ 全員が働ける
  3-2-2. 2028年の仕事 ~ 人間らしく
  3-2-3. 2028年の組織 ~ 人を大事に


■第4章 業種別に見た2028年の人と仕事

4-1. モビリティ
  4-1-1. サマリ
  4-1-2. モビリティ産業の将来展望
  4-1-3. モビリティの新たな事業機会

4-2. メーカー
  4-2-1. サマリ
  4-2-2. メーカーの現状
  4-2-3. 2028年に向けたメーカーの選択肢
  4-2-4. 2028年に向けた組織のマネジメントと働き方

4-3. アグリカルチャ
  4-3-1. サマリ
  4-3-2. アグリカルチャ業界の現状
  4-3-3. 2028年までのキーワード
  4-3-4. 人や仕事の変化
  4-3-5. 展望と課題

4-4. コンストラクション
  4-4-1. サマリ
  4-4-2. コンストラクション業界の現状
  4-4-3. 2028年までのキーワード
  4-4-4. 人や仕事の変化
  4-4-5. 10年後の土木技術者
  4-4-6. 災害と地政学という視点

4-5. 物流
  4-5-1. サマリ
  4-5-2. 物流業界の現状
  4-5-3. 2030年に向けて物流業界はどう変わるか
  4-5-4. 物流業界の人々の働き方・雇用にどう影響するか

4-6. ヘルスケア
  4-6-1. サマリ
  4-6-2. ヘルスケア業界の現状
  4-6-3. 2028年に向けての変化
  4-6-4. 人と働き方の変化

4-7. リテール
  4-7-1. サマリ
  4-7-2. リテール産業の将来展望
  4-7-3. 商品と店舗の近未来

4-8. ファイナンス
  4-8-1. サマリ
  4-8-2. 金融サービス業、今後10年のロードマップ
  4-8-3. 10年後の金融サービス、4つのビジネスモデル

4-9. IT
  4-9-1. サマリ
  4-9-2. IT産業、今後10年のロードマップ

4-10. ソーシャルビジネス
  4-10-1. サマリ
  4-10-2. ソーシャルビジネスの現状
  4-10-3. 2028年に向けたキーワード
  4-10-4. 人と働き方の変化


■第5章 2028年に向けて登場する新ビジネス

5-1. ワークプレイス
「働くための機能」が備わった住空間作り/住宅向け情報セキュリティソリューション/在宅勤務向けコラボレーション技術/新しい働き方を実現する住空間づくりアドバイザー/都心部の中小ビルの再生/移動型オフィス(自動車、バス、鉄道など)/リゾート型オフィス/エリア管理アナリスト/居ると健康で創造的になるオフィス/ステークホルダー指向型オフィス/マインドフルネススタジオ/森林や農園と一体化されたワークプレイス/ベビーテック対応型オフィス/オフィスデータアナリスト/自社オフィスの存在意義が問われる

5-2. ワーキングプロセス
ロボットインテグレーション/議事録ボット/ AIアシスタント/ソフトウエアロボット人事部/ロボットインテグレーター/ソフトウエアロボットエンジニア/ムダ会議をなくすソリューション/ビジネスアジリティ・アナリティクス/ビジネスのコンシェルジュ化と実店舗の再定義/店舗体験デザイナー/新・カリスマ店員/ビジネスアジリティ・アナリスト/ケースマネジャー

5-3. ソーシング
リクルーティング(採用)テック/若手向け経営者教育研修/人材キュレーター/働き手の市場価値算出サービス/フリーランス向けキャリアライフ形成支援サービス/フリーランス向け職業生活安定化サービス/外国人向けサポートサービス/フリーランス専門サポーター

5-4. エンパワーメント
ブレインフィットネス/ EdTechとブレインフィットネスの融合/スキルアップブートキャンプ/スマートキッチン/ブレインフィットネス・トレーナー/仮想秘書/「仕事ログ」を自動分析し気づきを促す/生体データを生産性向上に活かす/自分の「デジタルツイン」が形成される/高齢ワーカー向けの視覚・聴覚補助/ヒューマンデータ分析官/心理的援助サービス(セラピスト、心理カウンセラー、コーチ、メンター)/マインドフルネス講座/癒やし系サービス(アロマセラピー、音楽療法、アーユルヴェーダなど)/「デジタルフィットネスクラブ」が健康志向の強い層から支持/「メンター」のニーズが高まる

5-5. マネジメント
明るい監視サービス/外部人材も一緒にタレントマネジメント/リアルタイムフィードバック/最高Well-being責任者(CWO)および Well-beingオフィス/職場インサイト分析官/ CWO(最高Well-being責任者、 Chief Well-being Officer)/ナレッジ継承システム/後継者向け新事業創造トレーニング/ナレッジ編纂者

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