内容紹介

会議を変えるリーダーの質問
セリフと雰囲気をやさしく伝授


 本書は、会議でありがちな問題状況を想定し、会議の進行役であるファシリテーターが使うとよい質問を集めています。

例えば、

・話しの長い人、ズレる人へ対処するための質問
・対立、葛藤、混沌に対処するための質問
・結論を1つにまとめられない時に使う質問

など、質問は全部で88個あります。

 質問は「何を言うか」より、「どんな雰囲気で、どのように言うか」が重要です。そこで本書では、具体的なセリフを使った「使用例」を詳細に解説し、どのようなときにどんなセリフを使えばいいかを無理なく学ぶことができます。

<質問の例>
 「どうしてそう思ったの?」
 「○○とは具体的にどのようなこと(状況)ですか?」
 「○○を別の表現で言うと何ですか?」
 「今議論していることとどのように関係していますか?」
 「発言のポイントは何ですか?」
 「今の話はこの議題とどのように関係していますか?」
 「この件について他の人はどう思いますか?」
 「ここまでの話を聞いてどう思いましたか?」
 「これができるとうれしいですか?」
 「自分で書いてもらっていいですか?」

≪目次≫
第1章 会議がチームの成功を決める
第2章 様々な状況で使える質問
第3章 会議の進行に関する質問
第4章 ファシリテーションの良くある質問