内容紹介
みなさん、面白いアイデアって意外と変なところから突然降ってきませんか?これまでの僕の仕事を振り返ると、多くの場合、雑談の中でポロッと出た
“どうでもいい話”が「それ! いいね!」となって、
面白いアイデアになっているからです。
アイデアって、関係性がないように見えるものほど、結びつくと面白くなるんですよね。
だから意外な方向、つまり「あさっての方向」が大事なんです。
「あさっての方向」にあるものは、一見すると「ムダ」と思われてしまうものばかり。
でもですね、僕はここで声を大にして言いたい。
「この子たちは、ムダじゃないんです! むしろ、とっても大事。
愛すべき存在であり、役に立つ子たちなんです。ムダはムダじゃないんです!」と。
「あさっての方向」を意識し、ムダを愛してみませんか?
そしてムダをたくさん集め、それを生かし、
独創的なアイデアを生み出してみませんか?
(本文より)
《主な内容》
【第1章 アイデアはあさっての方向からやってくる】
◆「あさっての方向」を意識して、積極的に「ムダ」をゲットしにいこう!
◆新幹線は「フクロウ」から 回転寿司は「ビール」から
◆「ネットの評価」を気にしすぎ 「ウンコ」にも触れよう
◆自分の「新たな好奇心」がくすぐられる本屋にレッツゴー
【第2章 イノベーター思考に優れる人たち】
◆実は「名古屋人」は優れたイノベーター集団なんです
◆「オヤジギャグ愛好家」を冷たい目で見ちゃダメ
◆既成概念を取っ払うために「マクガイバーであれ!」
◆みうらじゅんさんをマネて月1回の「修行」に挑戦
◆歴史に名を残す天才たちは「長時間の散歩」好き
【第3章 情報は「整理しないで」ため込む】
◆「汚い机」の方がアイデアは生まれやすい
◆ノートは「一軍」と「二軍」の2冊 情報は「1カ月熟成」
◆「5つの観点」で情報収集に励もう
【第4章 「日常の違和感」を見逃さない】
◆「おや?」って感じた違和感を放っておかない
◆「文句」は欲望の裏返し そこから生まれたのが「本屋大賞」
◆「開発思想の呪縛」にとらわれない
【第5章 「あさって力」を会議で生かす】
◆正しいブレストで「ぶっとんだアイデア」を生み出す
◆「うん」「うん」と言わせて企画が通る「場」を作る
【第6章 嶋流、メディア「巡回術」】
◆朝風呂の1時間で5大全国紙を“ずらし読み”
◆本は「併読」がオススメ あえて「興味がないもの」も読む
◆雑誌は「インサイト発見の場」 流行を生む「造語センス」を磨ける
◆ラジオは究極の「ながら」メディア 「スマホ」でも聴ける!
◆積極的に「人に会って」話そう スナックでの「初対面」も面白い
【column 日常から読み取る】
自動販売機/コンビーフ缶/鉛筆/トイレットペーパー/ドア