内容紹介

どうして?
「あなたのために」の親心が裏目に!?

「幸せになってほしい」親の思いゆえの
過剰な期待や干渉が子供を苦しめる「教育虐待」
原因から予防・解決策まで詳しく解説


子どもに幸せな人生を歩んでほしいと願うのは、親として当たり前の感情。
ただ、「よりよい将来のため」という思いからだったとしても
子どもに対して過剰な教育・干渉をしてしまうと、
健やかな成長につながらないばかりか、将来青年期や大人になってから
不安障害やうつ病といった精神疾患を発症してしまうことすらあります。

本書は、そんな「教育虐待」の原因から予防・解決策までを
専門家に幅広く取材するとともに、
「子どもに教育虐待をしてしまった」という当事者の声も紹介します。

幼児期から低学年、中学受験を間近に控えた高学年まで
子どもそれぞれに合った最適な関わり方がわかる1冊です。

●え?これもダメ?「教育熱心」と「教育虐待」の境目は?
●未就学児の「習い事」させ過ぎってどうなの?
●夫婦関係、きょうだい関係が教育虐待の原因になるの?
●共働き家庭の「教育虐待リスク」と対処法とは
●心療内科医が教える   中学受験直後の心の受け止め方
●家庭を子どもにとって「安心な居場所」にする6つのポイント
●「私はこうして悪循環から抜け出しました」経験者ケーススタディ
ほか

<目次>
第1章   中学受験   親の関わり方次第で子の将来にマイナスになることも
第2章   「教育虐待」を理解する
第3章   教育虐待を防ぐために親が心掛けるべきこと
第4章   教育虐待の被害者が加害者になる負の連鎖を断ち切る
第5章   当事者が語る「こうして教育虐待から抜け出しました」
第6章   中学受験のプロが伝えたいこと
第7章   小児科医と心療内科医が伝えたいこと