内容紹介
2016年12月に本書の初版『Windows Server 2016テクノロジ入門 完全版』を発行した後、Windows Server 2016には次のような大きな変化がありました。・半期チャネル(Semi-Annual Channel:SAC)版Windows Serverの登場と、Windows Server 2016の位置付けの変更(Long-Term Servicing Channel:LTSC版へ)
・Nano Serverの扱いの変更
・Dockerをはじめとした、コンテナー関連機能の変更
特に半期チャネル(SAC)版の登場により、Windows ServerもWindows 10と同様に半年に1度のアップデートが行われ、2~3年に1度、それまでのアップデートの累積を反映したバージョンがLTSC版としてリリースされるようになりました。
今回の改訂は、このような変更を反映するもので、Nano Serverおよびコンテナー関連機能の変更も合わせて反映します。そのほか、Microsoft公式ドキュメントのURLの差し替えや、最新情報の補足など、内容を全面的に見直しました。
2020年1月にWindows Server 2008/2008 R2のサポート終了を控え、Windows Server 2016への注目が高まる今、本書はインフラエンジニアの必読書と言えるでしょう。
第1章 製品概要
第2章 インストールとアップグレード
第3章 サーバーの初期構成と基本的な管理
第4章 ID管理
第5章 ネットワーク基盤サービス
第6章 ファイルサービスと記憶域サービス
第7章 サーバーの仮想化-Hyper-V
第8章 Windowsコンテナー
第9章 リモートデスクトップサービス
第10章 その他の役割と機能