内容紹介

おすすめポイント

「海風が吹く、海鳥の鳴き声が遠くから聞こえてくる。
その鳴き声をキィーと真似ながら、海に向かう急な坂道を下る。
鮮やかに咲き乱れる桃源の里に、春の協奏曲が流れる。
花の向こう側に、金色の光る海を見る。
私の瞳の中に数十年もひそみ続ける光彩の景色だ。
それは心の国、根の国」 平松 礼二