内容紹介

複雑な経済システムを普遍的な観点からとらえる「比較制度分析」を援用し、経済制度、政府の役割に着目して日本、中国をはじめとする東アジア諸国の経済発展の謎を解く。発展論の新たな里程標となる画期的研究。

おすすめポイント

「市場か政府か」あるいは「市場友好的見解か開発指向国家的見解か」の二者択一ではなく、政府の役割に関する第三の見解「市場拡張的見解」を提示。

日本をはじめ、世界のあらゆる国・地域の経済発展・構造改革、経済システム論争への豊富な含意を備えた革新的な理論・歴史研究。